好き。 (ページ28)

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体が勝手に動いた
それを止めたジヨン

「離して」

ジ「お前が傷つくだけだ。やめろ」

「もうとっくに傷ついてるからいいの！！離して！！」

そう言って勢いよく掴まれた手を振り払い、ウンジに向かっていった

近くに行ったところで私に気づいたウンジ
ウ「!!」

とても驚いた様子
「なんの嘘？」

ウ「...」

横にいる女に向かって
「もう私とウンジは終わったからお前の事は責めないけど、いつから付き合ってたの？」

？「...。...浮気がバレた時からずっと関係は続いてた」

ウ「!!おいお前...!!...？「言ったじゃん！！私の方が好きだって！！」

あ～そうだったんだ
私ってほんと騙されやすいね
でもなんで？嫉妬して殴ってたよね？(笑)

「あの殴ったのは何？(笑)」

ウ「...。...ﾊｧ...もういいや、言うわ。殴ったらお前に嫌われるかなって思ってさ(笑)それなのにお前さ全然俺の事嫌いになんねぇじゃん(笑)しつけぇ女だなって思ってたわ(笑)」

ううわ誰これ
私の知ってるウンジじゃない
じゃああの涙も嘘だったんだ

ウ「で、やっと別れられたからほんとせいぜい...ﾊﾞｷｯ!!

ウ「!!いっ!!」

？「きゃっ...!!」

「お前の為に泣いてた私が馬鹿だったわ。...お前に付けられたこのアザ全然治んねぇんだわ。なぁどうしてくれんだよ」

ｸﾞｲｯ
倒れたウンジの胸ぐらを掴み
「お前になんか一生幸せ来ねぇよ！！！」

ﾎﾞｺｯ!!
ジ「!!おいA！！」

少し離れた所で見守ってくれていたジヨンが慌てて駆けつけ、私を抑えた

「離して！！...っ...コイツなんか...っ...コイツなんかぁ！！」

ウ「っ...このクソ女何すんだよ！！」

私に殴ろうとして来たウンジ
すると

ｶﾞｼｯ
ジ「お前にチャンスやってた俺らが馬鹿だったわ。お前なんかAの元カレじゃねぇよ」

ﾊﾞｷｯ!!

!!
ジヨンがウンジを殴った
そして私の手を取りその場を去った

＊
あーあ
めちゃくちゃ大好きだったのになぁ
あんな最低男だったなんて...(笑)
はは...(笑)笑える

ずっと私の手を握って離さないジヨン
立ち止まって
「...私ちょっと1人で歩いてくる」

と言って手を解いた
ジ「俺も行...「1人になりたいから」

ジ「!...。...嫌だ。1人にしたくない」

っ...
「今いっぱいいっぱいだから...」

ジ「俺がそばに...「いいって言ってんじゃん！！あんたに私のこの辛さが分かるわけない！！」

そんな酷い言葉を残して走って逃げた