25 ページ25
どんどん涙が溢れてくる
「なんで...っ...？」
ウ「怖いんだよ。もしまたAが俺と付き合ってくれても...嫉妬してまた手出してしまうかもって」
そんなの...
「もういいよ...っ...もういいから...っ...早く迎えに来てよぉ...っ...っ...」
ジ「っ...」
するとウンジがジヨンに向かって
ウ「ジヨン、Aの事頼むわ」
!!
え...？
「どーゆー意味...っ...？」
ウンジの顔を見ると、切なそうな笑顔を浮かべながら
ウ「もうこれでほんとに終わり。...ごめんなA。これからも俺はずっとAが好き。...でもAの相手はもう俺じゃねぇんだよ。...お前にはジヨンがいる」
そう言って私から離れた
「ぇ...なんで...っ...？...嫌だ...っ...嫌だよウンジ...!!!」
ウ「ごめん...っ...。...じゃあな」
涙を流し私に背を向けた
嫌だ。離れたくない
「やだ...っ...やだよ...待って...っ...!!」
追いかけようとすると
ジ「A...!!」
ジヨンに引き止められた
それでも私は
「やだ！！離して！！...っ...」
ジ「落ち着け...!!」
やだよ...っ...ウンジ...離れないでよ...っ...
＊
あれから私は呆然としたままジヨンに家まで連れてってもらった
私の家の前
ジ「お前が家入るまで俺ここにいるから早く入れ」
「...」
もう何もしたくない
何も考えたくない
でも心のどこかでウンジが迎えに来てくれるんじゃないかって思う
ジ「おいA」
私の手を掴み、家の中へ入れようとするジヨン
その手を掴んで
「ジヨン...」
ジ「...どした...？」
「抱いて」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 138人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：EX_KR | 作者ホームページ：http://Twitter.com/moumun818
作成日時：2018年5月1日 7時
