好き。 (ページ23)

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ジヨンの誕生会が終わり、時刻は夜の11時
ヘリは彼氏と泊まりで、今は一緒ではない
ジヨンと帰っていると

ジ「いやーほんとありがとな」

「ううん、喜んでくれてよかった。...色々と助けられたからお礼を言うのは私の方だよ。ありがとう」

ジ「わ、キモ。Aが素直た珍しい」

あ、それウンジにも言われた事ある
「キモとかゆーなクソボケ」

動揺を隠した
ジ「はは(笑)相変わらず口が悪いな(笑)」

「うるせ。...てかその腕時計が1番欲しかったの？」

ジ「？なんで？」

「いや、もし1番欲しいものがそれじゃなかったら申し訳ないなって思って」

ジ「いや、そんな事ねぇよ。...でも一番欲しいものはこれじゃねぇけど」

ｷﾞｸｯ...まじか...
「ちなみに何が欲しかったの？」

ジ「んーーとな、...お前」

...は？
「私？」

ジ「うん」

私が欲しいってどーゆー事？
( ﾟдﾟ)ﾊｯ!もしや体！？
「お前キモいぞ」

ジ「いや、俺真剣だから」

え、何言ってんのコイツ
まじな目じゃん
ジ「俺中学の時からずっとお前の事好きだった」

!!
イヤイヤ、それは嘘でしょ
だって
「彼女いたじゃん」

ジ「あーあれは、アイツが、私が忘れさせるから私の事好きじゃなくていいから付き合ってって言ってきたから。...それにAはアイツと付き合ってたし忘れたかったから」

イヤイヤまってよ
状況が伝わってこない

まず、ジヨンとは親友だから異性として考えた事ない
「で、でもその子の事好きだって言ってたじゃん」

ジ「それはお前にバレないようにする為。...ヘリは全部知ってる。俺が中学の時からお前の事好きだったって事も」

!!
「ね、ねぇ冗談って言ってよ」

ジ「嫌だ。冗談じゃねぇもん」

「でも私...ジ「まだアイツの事好きなんだろ？」

っ...
あれから随分日が経ってるけどまだ未練が残ってる
ジ「俺頑張るから。...いつかAが俺の彼女になってくれるように頑張るから。...じゃあな」

あ、いつの間にか私の家に着いてた
え、ちょっと待ってよ

まさかジヨンが私の事好きだったなんて...
ど、どうしよう

ｶﾞﾁｬ
母『おい、なんしてんねん』
ﾋﾞｸｯ!!
『あーも怖いわ』

母『外で話し声聞こえて、聞こえんくなったおもて外見たら家にも入らんとﾎﾞｰってしてるお前の方が怖いわ』

ご最も
『もー寝るおやすみ』

母『風呂入れ臭い！』

『入るわ黙れ！』

今はお前と喧嘩してる余裕ねぇわ！！