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体を起こそうとすると
ｶﾞｼｯ
肩を掴まれた
「離して」
ウ「俺はAが好きなんだよ...。...なんで分かってくれねぇんだよ！！！」
ﾎﾞｺｯ…ﾎﾞｺｯ…
「ぅっ...」
また繰り返しだ
ジヨンとヘリの言う通り別れとけば良かった
はは...(笑)私って馬鹿だね、親友の言う事ぐらい聞けっつーの
ウ「俺の事が好きだって言えよ！！！」
ﾎﾞｺｯ...ﾎﾞｺｯ
「ｶﾊｯ...っ...もう...ﾊｧ...ﾊｧ...大っ嫌い...っ...」
ウ「!!...なんでだよ...なんでだよ！！！」
あれからどんだけ殴られたか覚えてない
だって意識を失ったから
＊
ふと目を覚ますと
...病院...？
右手が暖かい
そっちに目をやると
ジ「A...!!」
ジヨンだ
へ「よかったA...っ...」
それに左側にヘリ
「なんで泣いてんの...？(笑)」
へ「このアホ！！！」
!!
へ「なんでいっつもあんたは言う事聞かないの...っ...!!」
「ヘリ...？」
へ「私の前から消えようとすんな...っ...」
ヘリ...
「ごめんね...」
手を伸ばしヘリの手を握った
ジ「A、アイツ捕まった。...アイツのオンマが部屋に入ってAが倒れてるの見て通報したらしい」
!!...
「そっか...」
心のどこかでウンジに謝りたいって思ってる自分がいる
ジ「お前変なこと考えてるだろ」
!
「か、考えてないよ...」
ジ「謝りたいとか思ってんだろ」
なんで分かんだよ
「...」
ジ「お前ころされかけたんだぞ！？そんな相手の事まだ好きなのかよ！！」
好き...か...
「ねぇジヨン、ヘリ、もう1回ウンジにチャンスあげてくれない...？」
へ「!!?」
ジ「!!...俺はぜっっったいに許さねぇから」
へ「私も。...ねぇ、アイツのどこがそんなにいいの？」
!...どこって...
「こんな私の事を好きになってくれて、優しいし、一緒に居てて楽しいし…へ「それ最近はそんな事無かったでしょ？」
!!
「ぇ…？」
へ「最近はウンジと居てても楽しくない、ウンジが重い、上手くやってけない、私の事信じてくれない。...そう思ってたんじゃないの？」
ヘリにそう言われて気持ちが崩壊した
それと共に涙がいっぱい出てきて止まろうとしなかった
そんな私の手をずっと黙って握ってくれていたジヨン
私の背中を擦りながら
へ「辛かったよね...っ...」
そう言いながら一緒に泣いてくれたヘリ
ありがとう。2人がいなかったら私終わってた
今までの事は全て忘れてリセットしよう
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作者名：EX_KR | 作者ホームページ：http://Twitter.com/moumun818
作成日時：2018年5月1日 7時
