好き。 (ページ16)

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ぇ…まって…ウンジにビンタされた
ｼﾞﾝｼﾞﾝと痛みが伝わる
ベッドに倒れ込んだ

「…本当だって言ってんじゃん…」

ウ「は？まだ嘘つくのかよ。本当はジヨンの家でやってたんじゃねぇのかよ！！」

私に馬乗りになって
ﾎﾞｺｯ…ﾎﾞｺｯ…

顔面をひたすら殴られた
「…っ…ゃめ…っ…て…ﾋｸｯ…」

怖いよ…痛いよ…
ウ「なぁ何したか言えよ！！」

私の胸ぐらを掴んでそう言った
「ﾊｧ…何も…ﾊｧ…してないって…っ…」

ウ「嘘つくんじゃねぇよ！！」

ﾄﾞｶｯ…ﾎﾞｺｯ…
散々蹴られ殴られた
「ｶﾊｯ…ﾊｧ…ﾊｧ…」

やば血吐いちゃった
その血を見てやっと我に帰ってくれたのか
ウ「!!!?A…!!」

「ﾊｧ…ﾊｧ…っ…」

息苦しい
ウ「ごめん…俺が…こんな事…ごめんAごめん…!!」

なかなか力が入らなかったけどなんとか立って
「今日は…ﾊｧ…帰るね…っ…ﾊｧ…」

ウ「!!待ってくれA…!!」
ｷﾞｭｯ
抱きしめてきたけど精一杯の力を振り絞って

「離して！！…っ…なんで私の事信じてくれないの！！…ﾊｧ…っ…もうやだよ…っ…ﾊｧ…」

ﾊﾞﾝｯ!!
＊
ウンジの家を飛び出した
家に帰ろうとしたけどこの顔じゃお母さんにバレる
言いたくない。誰にも
暫く学校にも行かない

そう思ってたのに
ジ「ぇ、A？」

後ろからジヨンの声が
暗いから顔は見えないよね、街灯も無いし

「ジヨン…っ…^^*」

ジ「あれ今日は泊まりじゃねぇの？」

「ぁ、うん^^;…ジヨン何してんの？」

ジ「オンマにコンビニでデザート買ってこいって言われた(--;)」

「そーなんだ…(笑)…じゃあね」

そう言って歩き出すと
ジ「Aの家そっちじゃねぇだろ？」

「ぁ…ちょっと行かなきゃ行けないとこがあって…」

ジ「じゃ俺も付いてく」

「ぇ、いいって」

ジ「いいから行くぞ」

ｶﾞｼｯ
私の腕を掴んだ
「いっ…!」
さっき殴られて出来たアザが痛む

ジ「怪我？」

「さっきウンジのベッドから落ちちゃって(笑)」

ジ「？A？」

不思議そうに顔を近づけてきた
いくら暗くても距離が近いとバレちゃう
「な、何よ…(笑)」

なんとか誤魔化した
でも
ジ「おいA顔見せろ」

!
「なんでよ」

ｶﾞｼｯ
顔を手で固定されて
ジ「!!」

あー終わった