【まじっく快斗】「俺の嫁になれっての！」 「断固拒否！！」 バカなあいつと不器用な俺＊２

４９。意識なんか ページ5

「わーお……」




夜ご飯の食材を買うためにスーパーに来た私と快斗。


目の前にはいつもより豊富な食材が並べられていたことにビックリしていた



「しかも安いだとっ……？」




どうしていきなりこんなスーパーに……？





ズシッ

「お前はどっかの主婦かよ？」





頭に乗っかったのは快斗の手。
快斗はこれとかいいんじゃね？と食材を私に見せてきて手伝ってくれる







……ああ、まただ。





さっきから胸辺りがうるさい





どうして？




どうしてこんなに高鳴るんだろう……








「Aー？聞いてるかーい」



「あ、うん。たぶん聞いてる……て、いつのまにこんな持ってきたの？！」


「まあー、俺のセンスなりに色々取ってきた！なんかダメなのあったか？」


「ほぼお菓子じゃない……、こんなんじゃ体に悪い！」


「別にいーだろぉ？俺はお前のダンナさんじゃないんだぜ？」





だ……んな……







「だ、だんな…って！！……私は快斗の体を心配してあげてるだけだし！」



「ふーん？」





「……っ一回全部戻してきます！」






そう言って快斗を押し退けカートを引きお菓子コーナーにお菓子を戻しにいく。





なに意識してるの？……いや、突然すぎてびっくりしただけだもん……








「意識なんか……」







＊

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