【まじっく快斗】「俺の嫁になれっての！」 「断固拒否！！」 バカなあいつと不器用な俺＊２

７５。ブログの人＋α ページ37

「あの、ブログの記事から来たのですが……。
あなたは、長野さんですか？」


「あぁ……。もしかして、Aさんかな？」
少しノイズのかかったような音声がインターホンの奥から聞こえる。
Aの名前が出た時、あの問題の答えが正解だと、表に出さずに喜ぶ。

「はい。改めて……、あの事件の事について聞きに来ました。」

「よし。扉から小さく二歩、離れてくれ。今から柵を開ける」


小さく二歩下がる。グルル、と警戒していた番犬は、何かの拍子に奥へと下がった。
直後、ドンッ！と大きな音が鳴り響き、高かった柵がどんどん下がり、地面にめり込んで行く。

遂にはA達よりも低くなり、姿形を消した。

「どうぞ、入って入って」
プツッと聞こえ、回線が切れる音がした。

Aの心臓の鼓動が跳ね上がる様に身体中が熱さに包まれる。(私、遂に知れるのかな……)


真実を知れる嬉しさには、体まで反応する。
一歩一歩が大きな進歩に感じる。それだけ、心待ちにしていた出来事であったからだろう。

気づけばまた大きなドアの前。取っ手が下にさがり、扉の開く音がする。




最初に目に入ったのは、室内でも靴を履いていたこと。不思議と照り輝いている様に見えた身なりは、とても金持ちなんだと連想させる。



全てドアが開く。







「ようこそ、Aさんと……その友達さん？」






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閲覧ありがとうございます、毎度のなぎです！
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やっぱりコナンはストーリーが面白すぎる！原作のように完璧に書けませんが、興味を持っていただけると幸いです。(*^^*)

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