流星 (ページ2)

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-彼女と出会った場所-

それは、音楽室だった、、、。

俺が音楽室に用があった時のこと、

笹倉柚香(ささくらゆずか)は

ピアノを弾いていた。

『あなたは、えーっと』

『中野伯斗です!!おんなじクラスでしたよ

ね…？？』

『伯斗くんね！1年2組よ。私は柚香よ』

『柚香、ピアノ弾けるの？？』

『ぅん。時々ここで弾いてるの。』

『あ、どうしたの？？用事があってここにき

たんだよね？』

『あぁ、ぅん。音楽の先生知らない？プリン

トをまだ出せてなくって。』

『先生なら多分職員室にいるよ！』

『…ありがとう。ねぇ、もう一曲なんか弾い

てくれない？』

『…ぇっ、いいよ！！』

彼女は少し驚いた見たいだけど弾いてくれ

た。彼女の弾くピアノは本当に素晴らしいと

思った。俺は音楽がそんなに好きな訳ではか

っだけど彼女のピアノを聴いてから音楽が好

きになった。

『ありがとう。本当に素晴らしいよ。明日も

いるかな。』

『全然素晴らしくなんてないよ。私より上手

い人はたくさんいるし…私ね音大を目指して

いるけれど入れるか分かんないの。』

『柚香がそうであっても、俺は応援するよ！』

『ありがとう！！』

『そろそろ行きゃなきゃ。』

『ぅん！じゃあ、また明日この時間にここに

いるね』

『分かった！柚香もそろそろ帰れよ！暗いからさ。』

『もう少し練習したら帰るね！』

『じゃあ、また明日…！』

『…ぅん…』

これが俺の初めての恋だっだ。