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佑「そっかあ……」
結局私は佑亮先生に今まであったこと、すべて話した。
「ただ、私がワガママなだけなんです。
ずっと今まで一緒にいたから、お互いのこと分かってるつもりでいた。でも、そうじゃなかったんだなって、それだけの話なんです。」
佑「そんなこと……」
「ううん、そんなことあるんです
だから、祐基は私にも本音を言えなかった、本当の気持ちをさらけ出せなかった……
……でも、そんなことで怒るんじゃなかった。
祐基も分からないけど、自分も分からない……」
言ってるうちに虚しくなって、自然と涙が零れる。
佑「なんか、難しいけど。僕が思ったまんま、言っていい？？」
「えっ？」
佑「Aちゃんって、祐基のこと好きなんじゃないかな？」
「……えっ？え？」
佑「今までずっと仲のいい幼馴染みだったから、気づかないことが少しあっただけで悲しくなっちゃったでしょ？でもそれって、独占欲！なんじゃないの？」
「……はあ、」
佑「あと、祐基も絶対Aちゃんのことが好き！きっとカッコつけたかったんだよ、祐基も男の子だしね〜」
……つまり、
佑亮先生が言う事を要約すると、
私は祐基のことを実はずっと好きで、
祐基も私のことを好きで……
つまり2人は両思いで………………
そうなの、かな……
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作者名：くまねこ。 | 作成日時：2016年8月8日 22時
