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きっと、Aが姿を消したのはオレのせいだ
アイツは場地のことがずっと好きだった
Aと場地は小学校からの付き合いで、よくマイキーやその妹も一緒に公園で遊んだりしていたらしい。
場地と話しているときのあの楽しそうな顔
「アイツ場地のこと絶対好き」とあのマイキーが気づいていたほど…
東京卍會が結成する少し前、創設メンバーと呼ばれるみんなで遊んでいたとき オレとAは出会った。
Aは1人で買い物に向かっていて
オレたちは歩いているその女とちょうどすれ違った。
「あ!Aじゃん!なにしてんのー?」
『わ、久しぶり!アイス食べたくてコンビニ行く途中〜』
「オレが買ってやろうか?」
『え、場地子ども銀行のは使えないよ』
「馬鹿にすんじゃねーよ」
マイキー、場地と仲良く喋る1人の女。
身長はマイキーよりちょっと低いくらいで顔も可愛かった。
「なんだよ一虎、そんなAの顔見て。」
「は、見てねぇよ」
「Aに一目惚れかァ?」
「は??確かに可愛いとは思うけど…ってア。」
つい口を滑らせてしまい、恐る恐るAの顔を見ると顔を赤くしており、またしも可愛いなと思ってしまった
「アーアーなんだよこの空間!耐えらんねぇ!行くぞマイキー」
「おー、じゃあなA!」
『ばいばーい』
家に帰ってから、オレは場地にAの連絡先を教えてもらい オレたちは仲良くなった。
………1年も経たないうちに、会えなくなったけど。
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作者名:ふらいどぽてと | 作成日時:2021年8月29日 19時