検索窓
今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:20,717 hit

#3 ページ3

.






きっと、Aが姿を消したのはオレのせいだ






アイツは場地のことがずっと好きだった


Aと場地は小学校からの付き合いで、よくマイキーやその妹も一緒に公園で遊んだりしていたらしい。




場地と話しているときのあの楽しそうな顔

「アイツ場地のこと絶対好き」とあのマイキーが気づいていたほど…









東京卍會が結成する少し前、創設メンバーと呼ばれるみんなで遊んでいたとき オレとAは出会った。


Aは1人で買い物に向かっていて

オレたちは歩いているその女とちょうどすれ違った。





「あ!Aじゃん!なにしてんのー?」


『わ、久しぶり!アイス食べたくてコンビニ行く途中〜』


「オレが買ってやろうか?」


『え、場地子ども銀行のは使えないよ』


「馬鹿にすんじゃねーよ」





マイキー、場地と仲良く喋る1人の女。


身長はマイキーよりちょっと低いくらいで顔も可愛かった。



「なんだよ一虎、そんなAの顔見て。」


「は、見てねぇよ」


「Aに一目惚れかァ?」


「は??確かに可愛いとは思うけど…ってア。」




つい口を滑らせてしまい、恐る恐るAの顔を見ると顔を赤くしており、またしも可愛いなと思ってしまった






「アーアーなんだよこの空間!耐えらんねぇ!行くぞマイキー」


「おー、じゃあなA!」


『ばいばーい』




家に帰ってから、オレは場地にAの連絡先を教えてもらい オレたちは仲良くなった。






………1年も経たないうちに、会えなくなったけど。






.

#4→←#2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (58 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
46人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ふらいどぽてと | 作成日時:2021年8月29日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。