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＿＿＿＿
「…は、ぁ」
ドサリと力尽きたように倒れるハリー
慌てて体を支える
「ハリー、話したいことって…？」
「トム･リドルは…ヴォルデモートの過去の姿だったんだ。君の前世は」
トム･リドルが唯一愛した人物
そしてたった1人の妹だったんだ
「…え？」
声が震える
ヴォルデモートと前世で血が繋がっていて…
唯一愛された…？
トム･リドルは…さっきの青年の彼だろう
でもやはり前世の記憶なんて蘇る訳もなく
彼の姿に既視感さえ感じなかった
「…教えてくれてありがとう」
「それと君に、伝えたいことがあったんだ」
言わなきゃいけないことが
「なに？」
「…もう少し、後でもいいかなぁ…」
「ええ？なにそれ」
クスクス笑う
こんな風に互いの目を見て話したのはいつぶりだろう
気味の悪い蛇の石像なんて気にもしない
「私の話も聞いてくれる？」
まあその前にここを早く出ましょう
ジニーも目を覚ましたようだし、とちらりとジニーをみる
「あ…ぁごめんなさい。私…なんてことを」
「ジニー、貴方がこんな事をする子じゃないなんてみんな知ってるわ、大丈夫。落ち着いて」
「A、ハリー…ごめんなさ…ごめんなさい…」
腕の中で泣きじゃくるジニー
彼女は退学になってしまうだろうか？
操られてたから大丈夫だと信じたいんだけれど
ジニーとハリーを支えながらゆっくり歩く
崩れ落ちた岩のあいだにかなり大きな隙間の向こうから待ちきれないようなロンの顔が覗いていた
「ロン！ジニーなら無事だ！ここにいるよ！」
「ジニー！」
ロンの腕だろう急いでジニーを引っ張った
私はというとなんとなく気まずくて
一言も発せずにいた
ハリーが隙間へと入っていく
私は、彼の後に続いたほうがいいのか
「A、おいで」
優しいハリーの声
しっかり手を掴む
「あー…A、も無事だったんだ、ね」
やっぱりどこか気まずくて、目を逸らしてしまう
今から話した方がいいのだろうか
話そうとした時ハリーが私たちの間に入った
「とりあえず、早く戻ろう。そうだ、ロックハート先生は？姿が見えないけど」
ロックハート先生の元まで行くとなにやらぽやぽやしている先生の姿が
はて、こんなオーラだったかしら
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ぐみ(プロフ) - にみさん» フレジョですね！了解です！口調があまり捉えれてないので解釈違いを起こしてしまったらすみません*_ _) (2021年8月24日 6時) (
レス) id: 697a44c4b4 (このIDを非表示/違反報告)
にみ(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！フレジョ出して欲しいです…！ (2021年8月24日 4時) (レス) id: 9acd5a2632 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐみ | 作成日時：2021年8月23日 17時
