２＿first name ページ2
＿＿＿
いつも通り、というかいつもなんてやめて欲しいけど
マルフォイは嫌味ったらしくハリーに絡む
ふとマルフォイの横に下を向いてる女の子が
君こそガールフレンドかい？と茶化そうとしたが
真っ白な髪
そんな珍しい髪色がそこらにいるわけがない
「Aじゃないか！どうしてマルフォイと？」
「あ、えーっと……」
アタフタしてる彼女をじっと見る
居心地悪そうに僕らを見ている
「おい彼女に気安く話しかけるなよ。」
そう言って肩を抱くのはマルフォイだ
お前こそ気安く彼女に触るなよ
絶賛ハリーはイライラしてる様子だった
そんな僕も何も言わない彼女に苛立ちが募る
彼女はなにか言いたそうに
こっちをちらちら見たあと口を開き
「ごめんなさい」
たった一言そう言って
彼女はマルフォイと去ってしまった
なにか事情があるのよ、とハーマイオニーに宥められようやく苛立ちは収まる
ハリーはマルフォイに対して未だに
イライラしてるようだけど
仕方ない、気になってる子をまさか因縁の相手に取られるだなんてイライラもするだろうよ
＿＿＿＿＿
「ごめんなさいだって？ウィーズリー、ましてやグレンジャーにも言ってる君の姿が父上に見られてたら説明のしようがないぞ！！」
「う……反省してるわ。ほんとよ」
しゅん、と飼い主に怒られたかのような子犬の目
ドラコは ぅぐ と変な声を漏らして
君のために言ってるんだぞ！と忠告した
「いいか？僕がカバー出来ることは限られてるんだ」
それはもうほんとに感謝してるわマルフォイ。という彼女を不服そうに睨む
どうして僕だけファミリーネームで呼ぶんだ？と
「みんなそれ言うのね。だって言われてないわ」
「じゃあファーストネームで呼んでくれ」
「わかったわ、ドラコ」
と、ドラコが変な顔をする
なんだか擽られてるような、イタズラされてるような
彼女に名前を呼ばれるのはなんとも心地よかった
胸がじんわり熱くなる
ドラコはその感情の名前をまだ知らない
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続編来ました！
ドラコ不足を解消しようと
なんとかあらすじを練っております
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ぐみ(プロフ) - にみさん» フレジョですね！了解です！口調があまり捉えれてないので解釈違いを起こしてしまったらすみません*_ _) (2021年8月24日 6時) (
レス) id: 697a44c4b4 (このIDを非表示/違反報告)
にみ(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！フレジョ出して欲しいです…！ (2021年8月24日 4時) (レス) id: 9acd5a2632 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐみ | 作成日時：2021年8月23日 17時
