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結局あの後口を聞いてくれなくなって
迎えた放課後。
今日は元々教室に残って勉強する予定で
彼の席の隣に行こうとすると
突っ伏して寝ている様子。
檜山「あいつ今日ばか機嫌悪いよ笑」
とクラスメイトの檜山くんに言われ
「そーなんだよね｣
檜山「たぶん拗ねてるだけだから
慰めてやって！笑」
「りょうかい！！笑」
ぐーさいんして手を振る。
教室は2人きりになり
ぽんぽんと彼の肩を叩くと
「りゅせ、おきて」
竜生「…ん…」
眩しそうに目を開けて背伸びをする。
髪をわしゃわしゃしながら
やはり拗ねた顔をしていて
竜生「A、こっち」
ぽんぽんと隣の席を叩くから横に座ると
竜生「ごめん、ずっと機嫌悪くしちゃって…」
申し訳なさそうに手を合わせる彼。
竜生「バスケ部が嬉しそうに
お守りとかお菓子とか
貰ってんのみてめっちゃ妬いた」
「うん、」
竜生「、、俺のこと一番好き？」
目を合わせてそう言うから
「すきだよ」
と素直に答えると
竜生「ふはっ、…俺もAがいちばんすき」
ぎゅっと抱きしめられる。
竜生「まじでこれどーやったら克服できんだろ、
まじ毎回バスケ部に嫉妬してる」
「え、そうなの？」
初耳なんだけど、、
竜生「だって言ったらかっこ悪いじゃん」
「愛されてるんだなってわたしは思うよ」
竜生「え、？なにその100点の回答
どこのサイトからひっぱってきた？」
なんて言うから
「ばかにしてる？笑」
竜生「してないっす笑」
いつものように笑う彼。
竜生「さっ！勉強しますかー！」
「よいしょーー！！」
彼が机に勉強道具を広げている間に
鞄からクッキーのはいった袋を取り出す。
「りゅせ、どーぞ！」
と手渡しすると
竜生「ええ！！まじ！？え！やば！」
「サプライズ成功！笑」
竜生「めっちゃうれしい！やっば！」
「りゅせのだけはーと入ってるよ」
と伝えると、頬を赤くしてニコッと笑う。
竜生「まじでAすき！」
ぎゅっとまた抱きしめられる。
竜生「ちょ、ストーリー撮ろ」
と言ってスマホを片手に
竜生「Aさんあざーっす！」
クッキーのはいった袋を添えるから
「りゅせ今日機嫌悪かったよね笑」
とわざと言うと
竜生「うるせえ！笑」
と彼も答える。
今日も
なんだかんだ仲の良いふたりでした。
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Ku(プロフ) - 眉毛の眉毛になりたいさん» 感想とリクエストありがとうございます♪ご期待に添えるようなお話を書けるよう努力致しますので少々お待ちください。お返事遅くなってしまい申し訳ありません。 (2021年4月18日 23時) (
レス) id: 133823bc24 (このIDを非表示/違反報告)
眉毛の眉毛になりたい(プロフ) - コメント失礼致します。今更ながら今日この作品に出会った者です。内村くんの1個目の作品と北川くんの作品がなんかめっちゃ胸の当たりがゴンッって来ました。今更ながらで申し訳ないのですが、内村くんのしおりのお話とトヨリクのお話の続き書いて頂きたいです。 (2021年4月4日 5時) (レス) id: 02da953f42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ku | 作成日時：2021年1月13日 20時
