第十話 救出 (エースside) ページ12
エース「A?!なんで悲鳴がっ!?」
慌ててベットから降りようとすると、マルコがそれを抑えて言った。
マルコ「お前は怪我人だよい。俺が見に行く、しばらくここから動くなよ！」
そう言うと同時に慌てた様子のサッチが入ってきた。
サッチは４番隊長で茶髪のリーゼントをした男だ。
服は白いコックのような出で立ち。首元に黄色いスカーフを巻いている。髭だけが焦げ茶色だ。
サッチ「大変だ!ナース達女が数人いねぇんだ!」
マルコ「どうしてだ!?全員船に乗ったはずだろうがよい！船はもう出るぞ!?夕方には出す予定だろうがよい!」
エース「なんで誰も気づかなかったんだ!」
サッチにマルコと俺で怒ったように聞けば、困った顔のまま答えた。
サッチ「それが、親父の点滴を替えてもらう為に10分前に医療室に向かったロナが帰ってこなかったんだよ！」
慌てた様子のサッチは続ける
サッチ「しかもそれを見に行ったシャルや他のナース達も帰ってこない始末!しかも、Aがいねぇんだ!!」
その言葉を聞いた途端マルコの顔つきが変わった。
つまり先程見に行かせた時が最後だ。
その時に悲鳴が聞こえた。あれは誰かがこの船に潜り込んだ事を指している。
Aも....。
エース「おいっ!マルコ!Aは調合室へ行ったんだよな！?行くぞ！」
マルコ「船を探せ！親父に連絡入れろサッチ!」
マルコは俺の乗り気に折れたらしい。ようやくベットでの説教は終わりだ。
するとサッチが、
サッチ「それが、親父に連絡は入ってる！みんなで探してるんだがどこにもいねぇんだよ！」
マルコ「船を探してもいない!?もう島に降りちまったって話か?さっき悲鳴が聞こえたばかりだよい！」
サッチ「悲鳴?聞こえなかったぞ!」
エース(つまり、ものに隠れてる、って可能性もあるのか。)
ルフィーが小さい頃よく怒られては空き樽や、果物箱に入っていた。
そして犯行現場から、悲鳴が１階に聞こえなかったなら、2階の部屋に引っ張って行かれた可能性が高い。
エース「おいっ、2階の倉庫は何処だ!?」
サッチ「え!?調合室の隣の部屋だ!調合室と扉で繋がってる!調合室の奥の扉の向こうには、ちょいとした芝生を植えた日当たりのいい場所があってそこで薬草を.....」
それを聞き終わる前に扉を開けて走り出した。
エース(繋がってるってことは、倉庫に運び込まれた荷物に隠れてた可能性がある。調合室の前を通らなければ医療室には来れない。そこで女達を拐ったなら...)
向かうは調合室奥
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やの - え、は、話も面白くてえ、え、絵もう、上手いだと…!? (2022年8月11日 21時) (
レス) @page17 id: 089d078fc5 (このIDを非表示/違反報告)
ミアプラ(プロフ) - リリアさん» ありがとうございます!応援の言葉、励みになります！これからも頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いしますm(*_ _)m (2020年9月24日 15時) (レス) id: 60e4e41710 (このIDを非表示/違反報告)
リリア(プロフ) - とても読みやすく、文章表現が私好みです！たまに出てくるイラストなどもとても上手ですね！これからも更新頑張ってください！ (2020年9月22日 0時) (レス) id: a1c1a0f2f0 (このIDを非表示/違反報告)
ミアプラ(プロフ) - 宝石星さん» ありがとうございます!参加させていただきました！よろしくお願いします！ (2020年7月14日 16時) (レス) id: 60e4e41710 (このIDを非表示/違反報告)
宝石星(プロフ) - 参加ありがとうございます！一つ一つの描写がとても丁寧で、すごく読みやすいです！更新、頑張ってください！ (2020年7月14日 16時) (レス) id: 7bfcf4fe6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミアプラ | 作成日時：2020年7月9日 15時
