それでも好き (ページ12)

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．

『さすが、、』

「なにが？」

『いや…シャンパン…』

頼んでないのにシャンパンを入れていく

金額なんて気にしてないみたい

『お酒強いんですね、』

「そうかなぁ、お酒は好きな方かも」

好きの次元超えてますけど。

一緒のペースで飲んでると潰れそうだから気をつけないと…

って

思ってたのに

「Aちゃん酔ってるでしょ」

『…全然！』

「目がとろんとしてるよ、笑」

酔い潰れる寸前、

働いてるのにこんなのプロじゃない〜…

「連絡先貰ってもいい？」

『また来てくれますか？』

「うん、次もまた近いうち来るよ」

『、、ならいいです、

けど私から送ることはないですからね』

今日も渡さないなんて思ってたのに

結局お酒の力に負けて連絡先を交換してしまった。

「俺も欲しい〜ヌナ〜」

ジョングクもジミンも同じくらい飲んでるのに

なんでこの2人はこんなに元気なの、酒強すぎ、

時間も深夜の2時を回る頃、

ようやく帰り支度を始める。

金額はNo.4の私が見たことないくらいの額で

それを普通にカードで払っていくから

お酒のせいもあって全てにドキドキする、

私が安い女だと思われてなかったら

きっとすぐ好きになってたんだろうな、かっこいいし。

「じゃあまた来るね、おやすみ」

「またねヌナ〜風邪引かないでね」

帰った後はすごく静かで、

また夢なんじゃないかと思うくらい信じられなかった

でもスマホを見るたび連絡先に

ジミンさんとジョングクの名前があるのが

その日のことを鮮明に思い出させる。

まあ酔ってて思い出すのは序盤の方だけなんだけどね