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．JM side
「…え？」
「あれ、聞いてなかったですか？」
「いや、、」
吃りながら話してるうちに
ジョングクが扉を開けてヒョン達がこっちを見る
「遅い〜！早く始めよ！」
テヒョンの一声で今までの話はなかったことの様に終わった
レッスンが再開しても頭の中では
さっきの話と聞かれてたのがバレてることでいっぱいで
「今日ちょっと変じゃない？なんか悩み？」
「いや、別に大丈夫だよ」
こういうことの時だけ感が鋭いテヒョンに言われて
何もなかったのを装うので精一杯だった
一方ジョングクはヒョン達に
最近いいことあった？なんて聞かれてて
まんざらでもない顔をしてた
レッスン中もジョングクとは目を合わせることもなく終わって
みんなで帰り支度をしていると
ジンヒョンからみんなでご飯に行こうと誘われた
もちろんみんなオッケーかと思ったら
ジョングクは少しばつの悪い顔をして
「ヒョン、すみません、ちょっと今日は予定があって」
「ヒョンのお誘いを断るなんてー！」
「大事な人と会う約束があるんです」
「さっき言ってた“ヌナ”？」
どきん、とした
え、もうみんなにAちゃんのこと話してんの？
みんなが面白がってどんな子ー？って話しかけるから
すごく嬉しそうな顔をしてる
それで俺のことを見ながらにこっとして
「ジミニヒョンも知ってる人ですよ」
そう言って先に帰っていった
もちろん俺はその後ずっと質問攻めをされた
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作者名：なるま
| 作成日時：2021年10月20日 1時
