深更 ページ3
とあるホテルの、湯気がただよう浴室
今、私は浴槽の中で
JN ｢んー、こういうの憧れだったんだよね｣
おおきなわんちゃんに抱きしめられています。
JN ｢A、背中きれいだね
すごいすべすべだよ｣
｢まぁ…衣装で出るところではあるしね｣
そんな中
しれっと前に伸びてくる手を掴んだ
｢も、やめてって｣
JN ｢でもそろそろ触ってほしくなる頃でしょ？｣
耳のそばで、甘く囁かれる
｢…、…ちが……ん｣
綺麗な長い指が
首筋についた痕を愛おしそうに撫でた
｢くすぐったい｣
JN ｢そんなに？感度いいよねほんとに｣
やわやわと、胸を撫でられてる感じがするけど
抵抗しようなんて気力はもう残ってなくて
｢…かお、見えないのやだ｣
上半身だけを軽く曲げて振り向く
毛先から滴り落ちる雫が色っぽくて見惚れていると
JN ｢そんなに見ないで、恥ずかしいじゃん｣
下を向いて
顔を隠すようにして笑った
今度はちゃんと向きを変えて、ぎゅっと抱きつく
腰から背中までをゆっくり撫でられて
体の芯が熱くなる感じ。
｢なんか頭がくらくらしてきた…｣
JN ｢うそ、のぼせちゃった？｣
頭をジェノの肩にそっと預けた
JN ｢ちょっとまっててね、よいしょっと
今ベットまで運ぶから｣
ふわふわのバスタオルで身体を優しく拭かれて
もう一度抱き上げられる
…まわされた腕も熱くて。
JN ｢バスローブ着せるよ
着ないと今度は体冷えちゃう｣
ベットに降ろされたあと
バスローブを羽織らせてもらって
冷たい水の入ったペットボトルを受け取った
少しづつはっきりしてきた意識の中で
飛行機の時間、何時だったっけ
荷物はいつ全部揃うかな
そんなことを考えていた
同じようにバスローブを着て
水を飲んでいるジェノがやってくる
JN ｢大丈夫？気持ち悪くない？｣
｢うん、もう大丈夫だよ｣
ペットボトルのキャップを閉める音がする
テーブルに雑に置いた後
優しく覆いかぶさってきた
そのまま荒々しく唇が重ねられて
体中の酸素が全て奪われるような深いキス
JN ｢余計なことは考えなくていいから…
今は、俺だけに集中して｣
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稟(プロフ) - きららさん» ありがとうございますすごく嬉しいです！、これからも楽しく書き続けます^ - ^ (2021年1月23日 9時) (
レス) id: be56eb441f (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - 前もコメントさせていただいたんですけど(何回コメントするんだよって感じですよね笑)ほんとにこのシリーズが大好きすぎてずっと読み返してキュンキュンしながら続きが出るのを楽しみにしてます！！(^-^)次も楽しみです！ (2021年1月22日 1時) (レス) id: c6db1fa1ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽこ | 作成日時：2021年1月18日 0時
