夢の中で ページ44
私の元に届いた三通の手紙
私はこんなに愛されてたんだなって思って
涙がこぼれた
やっぱり全員のことが大好きで
特別な存在なんだよ
でもわかったの
私、誰の隣にいたいのか
イェリオンニが考えてる人と同じかは
わからないけど…
私はあの人と一緒にいたい、
一緒に幸せになりたい
いや、でも待って
12月24日0時 俺に会いに来てって書いてたよね
｢オンニ！今何時？？｣
MG ｢23時30分｣
オンニはクスッと笑って
MG ｢行ってやんなさいよ、待ってるわよあの子達｣
オンニもこの物語の結末を
なんだか知っているようだった
雪が舞い降りるソウルの冬空の下
私は走り出す
誰がどこにいるか全くわからないけど
早く私の愛する人に出会わせて、
恋の魔法の力で。
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？？？ side
やっぱりソウルの冬は凍えるような寒さ。
手に息を吹きかけて暖める
A、俺の手紙ちゃんと読んでくれたかな
正直怪しいなー
なんて考える
何か考えてないと緊張して倒れそうだ
腕時計の指す時間は23時54分
どうか君の隣にいさせてよ
死ぬまで諦められないと思える
そんな恋だから。
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作者名：ぽこ | 作成日時：2020年7月19日 19時
