I'm your girl ～chapter 1～ (ページ4)

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海の底ページ4

何とか寝坊は無事セーフ、本番も成功した

デビューしてすぐなのに

ペンの皆さん沢山が応援してくれて嬉しかったな…

｢フーオンニ今日も間に合いました

ありがとうございます神様｣

mg｢私の運転技術のおかげでしょ？｣

｢本当！本当です！世界で1番感謝してます！｣

mg｢そういう時ばっかりなんだからまったく｣

｢A？｣

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mg side

歳はまだ16歳

あどけなくも美しいその顔立ち

人々を虜にするその眼差し

｢ココア買ってきちゃいました～｣

｢オンニどうぞ｣

疲れていても笑顔で

他人への感謝も忘れない

なんて天性のアイドルなんだろう

そう思った

でも

輝く代償というものは必ずあって

事務所のプレッシャーや周囲の期待

自分がデビューしたせいで辞めていった練習生

根も葉もない噂

そして誹謗中傷

そんなたくさんのものに1人で耐えなければならない

静かに寝息をたてるリンに、いやAに呟く

｢何があっても｣

｢あなたを守ってみせる＿＿＿＿｣