目隠し＊荼毘 ページ6
『えっと…荼毘さん、これなに？』
辺りを見渡しても一面真っ暗、目には布が巻き付けられている感触がして、そこの部分だけ少し苦しい。
つまり目隠しをされているのだが、その犯人が恋人だとわかっていても何も見えないというのは不安でしかなかった。
「わかるだろ、目隠しだ。」
『いやそれはわかるけど…。』
五感のうち一つが奪われたことで、残りの四つが鋭くなっているように感じる。
座っている場所のふかふかした感触と、少し動く度にするスプリング音のおかげでここがベッドなのだということはすぐにわかった。
Sっ気のある彼のことだ。この状況からして何をするのかを予想するのは簡単だった。
『…ぁ、荼毘さっ、』
悪い予想はあっているのだな、と確信した。
鎖骨から首筋にかけて、ぬるっとしたような感覚が這うのと同時に、脇腹を撫でられる。
ただでさえ首が弱くて、これだけでも声を出さないように耐えるので必死なのに、別の場所にも刺激を与えられるとなるとこれを耐えるなんて無理だ、と思ってしまう。
『だめぇっ…んっ』
「ダメじゃないだろ？」
興奮しているのか荼毘の熱い吐息が耳にかかる。
それだけなのに、その熱を持った声に反応した体が、ビクッと大きく反応する。
『やっ、いつもより変なのッ。』
息を荒くして言う私に、荼毘は「へぇ…。」と声を漏らす。そして、間髪入れずに私の耳に舌を這わせた。
『んぁっ、あっ……んん』
もちろん、これが荼毘との始めてという訳ではない。
首筋や耳に舌を這わせられるのも、上半身に触れられるのも、これが始めてというわけではないのに、いつもよりも自分が快楽に溺れてしまっているから訳がわからなくなりそうだ。
彼から快楽を与えられる度に脳がとろけて、次が欲しくなっていく。
『ね、ねぇッ……、荼毘さんっ』
脳がもうすでに麻痺してしまっている私が口を開く。
「何だ？」
『もっと触って？』
こんなこと一生言う機会ないだろうな、と思っていたのはどうやら間違いだったようで。
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きのこ - 心操君と真堂君が、、、、グハァ(血吐 (2018年10月12日 21時) (
レス) id: b000323d2b (このIDを非表示/違反報告)
カリン(プロフ) - Ψ藤｡さん» ありがとうございます！よろしくお願いします！ (2018年9月27日 22時) (レス) id: 5f6ae5c170 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - Ψ藤｡さん» リクエストありがとうございます!遅くなってしまうのですが書かせていただきますね！ (2018年9月27日 22時) (レス) id: e541ce1bc4 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - カリンさん» リクエストありがとうございます！遅くなると思いますが書かせていただきます！ (2018年9月27日 22時) (レス) id: e541ce1bc4 (このIDを非表示/違反報告)
Ψ藤｡(プロフ) - リクエストいいですか？尾白君と心操君に夢主が取り合いされるって感じでお願いします！激甘で！ (2018年9月25日 20時) (レス) id: da15a7215d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユリ | 作成日時：2018年7月7日 17時
