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伊達に長い間友達やってない。
正直に言って、Aに心霊番組なんてものを見せたら面倒なことになるのはわかっていたのだ。
でも怖がっているAを見てからかうのが楽しくて結局一時間も見せてしまった。
あの時はまだ寝たら今日のことなんてすぐに忘れて、いつも通りの日常がやってくると思っていたのだけれど……。
『ごめん……、ちょっとだけこの体制じゃダメ？』
ん……？なんだこの状況は。
今の状況を簡単に説明するとAに後ろから抱きつかれている。風呂場でだ。
俺の目にはAの姿が見えず、二人ともバスタオルを身に付けているとはいえ、長年思いを寄せていた相手にこんなことをされては俺の思考回路が死んでしまうのも無理はないだろう。
あのとき、テレビを一緒にみていたのが悪かったのだろうか。
もし一緒にゲームでもしていれば良かったのに。
あっ、そういえばあのゲームの新作もうそろそろ発売するな。
今自分が置かれている状況から目を背けようとするけれど、結局全部空回りするのが事実。
理性なんて保てるわけがない。
「もう無理…、ごめんっ。」
気が狂うくらいうるさい心臓のせいで声が少しだけ震える。
生唾を飲んでAを視界にいれ、両手をつかんで風呂場のあの独特なタイルの壁に押し付けると、その反動で湯船のお湯がばしゃりと音をたてて落ちる。
温度も湿度も高い場所のせいなのか顔は赤く、唇が艶めいていて色っぽい。
濡れている黒い髪も、柔らかそうな白い肌も、その全てにそそられて、今まで押さえつけていた気持ちが溢れ出してくる。
「A…っ。」
『揺っ……んっ！？』
目の前にある存在に惹かれて、お腹を空かせた獣みたいにAに口づけをする。角度を変えては何度も彼女の唇を堪能して、次第に物足りなくなってきて、舌を入れた。
『んぅ……ぁ、はぁっ、、ふ……』
逃げるそれに追い付いて捕まえては絡めとる。その度に脳みそがとろけたような感覚になっていく。
「どうする…？今ならまだ、俺のこと殴ったりでもすれば逃げられるよ？」
むしろ殴ってくれ。そう言いたいのに自分のなかに眠る底無しの欲がそれを邪魔する。
そうでもしてくれないと止まらないのに、早く俺を止めてよ、そう願ったのに。
『……逃げないから、もっと気持ちよくして揺っ。』
もうどうなっても知らないから。
届かない＊ステイン→←俺の苦労なんて君は知るはずがない＊真堂揺
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きのこ - 心操君と真堂君が、、、、グハァ(血吐 (2018年10月12日 21時) (
レス) id: b000323d2b (このIDを非表示/違反報告)
カリン(プロフ) - Ψ藤｡さん» ありがとうございます！よろしくお願いします！ (2018年9月27日 22時) (レス) id: 5f6ae5c170 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - Ψ藤｡さん» リクエストありがとうございます!遅くなってしまうのですが書かせていただきますね！ (2018年9月27日 22時) (レス) id: e541ce1bc4 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - カリンさん» リクエストありがとうございます！遅くなると思いますが書かせていただきます！ (2018年9月27日 22時) (レス) id: e541ce1bc4 (このIDを非表示/違反報告)
Ψ藤｡(プロフ) - リクエストいいですか？尾白君と心操君に夢主が取り合いされるって感じでお願いします！激甘で！ (2018年9月25日 20時) (レス) id: da15a7215d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユリ | 作成日時：2018年7月7日 17時
