数年後 〜これから伐折羅side〜 ページ10
私は今、学問に励んでいる。
白のお陰で世間様の言う受験難関なとても良い中学校に通っている。白には感謝してもしきれない。
姉さんは戦場に行った切りだ
手紙はしてるけど未だに帰って来れる気配は無く 戦争は激しくなるばかりだと言う。
今年で私は15歳で中3だ。中高一貫の学校だから高校に行くのに面倒は掛からない。
「はぁ…
白「大丈夫ですの?その手首と言い身体の痣と言い」
私はまだ人間より貧弱なんだ。幼い頃と何も成長していない
「別に…力不足なだけ」
左手首に巻かれた包帯と身体中の痣。
「…神社行ってくる」
白「遅くに帰ってはいけませんわよ」
「…ん」
____
大きな鳥居をくぐる。幼い頃に比べれば小さく感じる。
どうにもこうにも、成長すると何かが廃れていくもので_
「…」
悩みがある時はいつも此処に来る。
幼い頃は姉さんとよく古い遊びをよくしたものだ。
確か此処に祀られているのは龍神様。
分かる。まだ龍神様は此処に居る筈なんだ。
最近知った事だけど、私には龍の血が流れているらしい。だから目が黒いのかと納得してしまう。関係あるのか知らないけど
認めない…認めてたまるか…
「認めねぇ…」
?「何をしてる」
「…!?」
此処は私以外誰も居ない筈だ。
気が付くと見覚えのないナニカが賽銭箱の前に居た。
「二足歩行するコモドドラゴン?」
?「違う」
____
?「ソナタがよくこの神社に出入りしているのだな」
「…まぁはい」
何故か小さな龍神様の前にで正座をして話をしている。
?「我の事は
名前は適当な様だ。にしても、いつの時代から居たんだ?
「…ミヤで良いっすか(竹取の翁…)」
ミヤ「構わん。所でお主
鬼を宿している様だな」
「……へっ?」
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作者名:月夜見 | 作成日時:2017年6月19日 20時