麒麟姉妹 (ページ11)

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見守りページ11

姉さんが手紙で教えてくれたけど本当にそうだとは。

何も言わずとも言い当てる｡やっぱり龍神様なんだ…

ミヤ「ましてや麒麟とは」

「…アンタ凄いな」

ミヤ「目の色が変わっておるからな」

掌から鏡を創り出し鏡に私の顔を映し出す

どうやら私の目はスピリチュアルなモノに反応するらしい。なら＿ミヤが居ればずっと目の色が…

ミヤ「考えている事は想像がつく、折角だ憑いてやろう。どうせこの社も廃れたただけの建造物に過ぎない」

「悟り妖怪か…?」

ミヤ「人間嫌いな臆病妖怪と同じにするな」

「うぅ…」

＿＿＿＿

「…ただいま」

白「あら、伐折羅ちゃんおかえr」

ミヤ「なんと社交的な化猫だ、現代は違うのだな」

白「どうしたのです!?目の色と言い、喋って二足歩行するコモドドラゴンと言い!?」

ミヤ「…そのくだりはいい」

＿＿＿＿

それから白に成り行きを話した。すぐ理解してくれたから安心した。

白「あら、そうでしたのね。無礼をお許しくださいさいまし」

ミヤ「力が以前より少なくなっている。間違えても仕方ない」

どうやら、上手くいけそうだ。私は安堵した。