誘導的な挑戦 ページ18
腕の中で寝ている白猫。よく見るとまだ子供の様だ。
野生の世界も世知辛いもんだ
そっとベットの上に寝かせた。
先に課題終わらせてキャットフードと首輪とか買いに行こう。
課題を終わらせ、外出。
目立たない紺色のパーカーを羽織る。
久し振りに外の景色を眺めると新しい店が出来ていたり閉店していた。
気付かない間に街は色を変えていた。
「(スーパー…どこだっけ)」
スマホを取り出す。
赤羽「アンタ、道分かんないの？」
突然聞き覚えのある声に話し掛けられ慌てて背後を振り返る。
「君か…別に」
赤羽「案内してやろうか」
「結構」
赤羽「どこ行こうとしてんの？」
「…スーパーだけど」
歩いていた方向に足を戻した
赤羽「方向逆だけど」
「…」
仕方なく赤羽について行く事にした。
どう言う風の吹き回しか知らないけど、またボコボコにして来るんだろうな…
何故か路地裏だし…
「何故道案内をするんだ」
赤羽「別に〜暇だっただけ…だからさ」
「…(またか…)」
赤羽「今度こそ邪魔入らないよね…続き」
今それどころじゃないんだけど…
一応手合わせしといた方が良いのかな…？
これで何かが変わるのなら喜んで受け入れる
「これで勝ったら、もう話し掛けないでくれる？」
赤羽「多分ねぇ…」
この野良猫に首輪を着けるのも悪くない
先生に自己防衛だと説明すれば良いか、わざと殴られて傷も作っておこう。
あの化物の目は騙すのに困難だし…
赤羽「でも、負けたら君の事ターゲットにするから」
落ちていた鉄パイプを拾って笑いながら圧を掛けてくる。
「もうしてるだろ」
薄く狭い所なら人通りも少ないし逃げ場所も無い。ま、これが普通か。
鈍い音が響きあった。
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あいみ(プロフ) - 更新おわったんですか？ (2018年7月5日 15時) (
レス) id: bd00b82439 (このIDを非表示/違反報告)
レモンソーダ(プロフ) - やばい。。こんな神作にあったのは久しぶり…！更新めっちゃ楽しみにしてます！！ (2017年6月11日 2時) (レス) id: bea6118b57 (このIDを非表示/違反報告)
亜嬉 - 続きはやくみたいです！更新頑張ってください！応援してます！！！ (2017年4月1日 16時) (レス) id: dd0c26e684 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月夜見 | 作成日時：2016年11月13日 16時
