検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:8,829 hit

思い出したくない的な ページ15

何度も浴びせかけられた罵倒の言葉なのに何故か反応していた


「………アハハ」


先輩達であろう男共を半殺しにしていた。

手首の骨を捻り、背骨をズラし、両足の骨を声が出せなくなるまで折り続け、他の刃物を持っていた男も壁に何度も頭を打ち突け_



その場に居た全員を動けなくなるまで殴りのめした。


全員「……」

「アハハ…動かないや!!」


意識はしっかりあった。


時間はかからず、脆過ぎた事は特に覚えている。



その時アタシは笑っていた。道を踏み外した感覚と衝動が心地よかった…

でも、心地いい事ほど悪いんだと、過ぎた後に痛感した_



ソレから現実逃避をするように他校の不良と喧嘩をしては潰していた。

高校生と殺り合う事もあった。ナイフを突き付けられても動じなかった。


別に…死にはしない

奴らに人を殺す勇気なんて居ない。
臆病だから殺せやしない。

それに、別に消えても構わないと思っていた。


だって








失うものか無いから_





2年の三学期、停学処分になった。


家に帰るも誰もおらず、虚無感だけが満ちていた。


こんな所でアタシは生活しているのか…

Aにとって家は家族団欒などとは遠く掛け離れた、孤独で空虚な場所に他ならない。

別に寂しい訳でもない、慣れてるから何も感じないだけで、これが普通だと思っていた。


それからは家のカーテンも全て閉め、引き篭りの生活が始まった。

近所にも噂は広がり、ヒトはアタシを獣を見るような目で睨み避ける様になっていた。

親戚も預かる事を拒否して、何とか学校からの支援金と母親の財産で生活をするようになった。


そして新始業式が始まるであろう日に国防衛省から直々に呼び出された。





この事を口外すれば記憶消去の手術を行うと警告もされたが

別に自分には全く関係ないと思っていた_



ただA組からE組に落とされただけだと思っていた

注目的な→←思い出せない的な


ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
11人がお気に入り
設定タグ:暗殺教室 , 磯貝悠馬 , リスカ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あいみ(プロフ) - 更新おわったんですか? (2018年7月5日 15時) (レス) id: bd00b82439 (このIDを非表示/違反報告)
レモンソーダ(プロフ) - やばい。。こんな神作にあったのは久しぶり…!更新めっちゃ楽しみにしてます!! (2017年6月11日 2時) (レス) id: bea6118b57 (このIDを非表示/違反報告)
亜嬉 - 続きはやくみたいです!更新頑張ってください!応援してます!!! (2017年4月1日 16時) (レス) id: dd0c26e684 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:月夜見 | 作成日時:2016年11月13日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。