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* ページ3
…………気まずい、非常に居心地が悪い
さっきまで1人だと思ってたばかりにどうでもよく
張り巡らしていた思考は、
斜め後ろのその存在によって吹き飛んだ
煩いと思われたであろう手前
話しかける事はもちろん、無駄に音を立てるのも気が引ける
時間が急に遅く感じられて
時計の秒針の音が妙に耳についた
あ、、、やば、、くる
どうしてこんな状況で、と
当てる先のない焦りと怒りをぶつけるつもりでぽかぽかと暖かげな春の陽気を睨んだ
『は………っ、はぁっ…「「…?なに…」」
っっっっっくしょ!!!!!』
やっ…ちゃった…
視界の端で固まる彼
あぁもう、これ、本当に春は嫌なんだって
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作者名:たろ | 作成日時:2018年8月19日 23時