6 ページ6
.
「そういえば、Aって五条のこと好きなの？」
「ぶはあっ！！」
盛大に吹き出すAを見て、家入はケラケラと笑う。
「うわーきたな。大丈夫？」
「げほっごほっ……ごめ、折角もらったのに……
じゃなくて！なんで今そういう話！？」
涙を浮かべながらそう叫ぶAを、家入は面白そうに見つめていた。
そして、おもむろにこう切り出した。
「じゃあ、五条の事好きになった事は？一度もないの？」
「う…」
痛いところを突かれて言葉に詰まる。
正直、全く無いわけじゃない。
けれど、あの日の事はもはや黒歴史と化していて。
「ノーコメ…」
「ジュース奢ったんだけどなぁ…」
「うああ…」
結局、Aは根負けしてしまった。
恥ずかしくて死にそうだが、ここまでされたら話すしかない。
Aは、ぽつりぽつりと話し始めた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 346人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
0.5mmの替え芯(プロフ) - ただの本名；只野です。さん» 返信がかなり遅くなってしまいすみません！コメント有難うございます。更新を待っている、応援していると言って頂けるだけで、本当に嬉しくて……これは完結させなければという気持ちになります。長い休載を挟んでしまいましたが、最後までお付き合い頂ければ幸いです！ (10月3日 20時) (
レス) id: 631ae05995 (このIDを非表示/違反報告)
ただの本名；只野です。(プロフ) - 神作品見つけるの専門謙スカポンタンの只野です。気になって軽ーく見てたら最後まで見てました。更新気ー長に待ってまーす。もちろん、応援も添えて (7月31日 10時) (レス) @page11 id: e7ab028975 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：0.5mmの替え芯 | 作成日時：2023年7月8日 10時
