メロディー5 ページ7
「A、です」
天「A・・・か。いい名前だね」
「そう・・・かな?」
天「苗字は覚えてないの?」
「うん。思い出したのは下の名前だけで・・・」
“A”
それが私の名前なんだ
「なんか、嬉しいなぁ・・・」
天「ふっ・・・君、結構変なとこあるよね」
「・・・天ちゃんの笑った顔、初めて見た」
天「・・・そう?」
「うん。撮影の時も笑ってたけど、それはなんだか作り物っていうか、仕事だって割り切ってるような・・・心から笑ってない気がしたの。だけど、今の笑顔は、天ちゃん本人の笑顔って思った」
天「・・・・そう」
すると天ちゃんは何かを思い出したように私を見た
天「・・・君、僕のこと女だと思ってたからちゃん付けだったんだよね?」
「え!?」
そ、その話題に戻る!?
「う、うん・・・」
天「なるほどね・・・男ってわかったんだから、ちゃん付けはやめてよね」
「あ、え、う、うん。天・・・くん」
天「・・・よく出来ました。A」
「!」
優しい声と笑顔でそんなこと言われたら照れるよ・・・
天「僕、これから帰るけど君も来るよね?」
「え?あ、ほ、ほんとにおじゃましちゃっていいの?」
天「ずっとここにいる訳にもいかないでしょ?来たくないなら別にいいけど」
「い、行く!行きます!天くんの家に行きます!」
私は天くんのあとに続いて楽屋を出た
これが私たちの出会いだったよね。天くん
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夢雫(プロフ) - 來飛さん» 返信遅くなってしまいすみません!ありがとうございます!これからもどうぞよろしくお願いします! (2016年10月1日 19時) (レス) id: 45c9c3c70a (このIDを非表示/違反報告)
來飛 - とても面白かったです!更新頑張ってください!!応援してます! (2016年9月6日 8時) (レス) id: 1f9f56f521 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢雫 | 作成日時:2016年6月18日 22時