メロディー３６ ページ42
〜天side〜
Aがいなくなった
いなくなってしばらくは僕も冷静だったけど数分後に非はじぶんにあったのでは、と思った
確かに帰りが遅くなったAも悪いが流石に言いすぎた
僕はとりあえずAが行ってそうな場所に向かった
龍「えっと・・・残念だけど俺の家には来てないよ」
天「・・・・そう。ありがとう」
龍の家じゃなかったか。という事は楽の家か？
龍「・・・何かあったのか？」
僕は龍にさっきのことを話した
龍「Aちゃんが楽の家に・・・？・・・・・あっ」
天「・・・？龍、心当たりあるの？」
龍「え"っ！？な、ないよ！？うん！ないない！口止めなんてされてな・・・あっ」
天「・・・龍、何か知ってるよね」
僕は思いっきり龍を睨む
龍「う、うぅ・・・実は、最近天が疲れてるから何か甘いものをプレゼントしたいってAちゃんが言ってて、それで楽の所にドーナツの作り方を教えて貰ってるって言ってたよ。サプライズにしたいから天には内緒にしててくれって頼まれたんだ」
天「え・・・・・・」
てことは、Aは、僕のために楽の元へ行ってたのか・・・？
天「なんだよ、それ・・・・」
僕が空回りしてただけじゃないか・・・
龍「・・・Aちゃんはよっぽど天のことが好きなんだな」
天「！」
その言葉に目を見開く
Aは僕のことを好いていてくれる
そのことがとてつもなく嬉しくて顔が赤くなる
ドキドキと心臓が高鳴る
陸や楽や龍への“好き”とは違う、もっと特別な“好き”
・・・・・そうか、僕はいつの間にか
Aに“恋”をしていたんだ
天「・・・・僕、ちょっと楽の家行ってくる」
龍「あ、俺もいくよ！」
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夢雫(プロフ) - 來飛さん» 返信遅くなってしまいすみません！ありがとうございます！これからもどうぞよろしくお願いします！ (2016年10月1日 19時) (
レス) id: 45c9c3c70a (このIDを非表示/違反報告)
來飛 - とても面白かったです！更新頑張ってください！！応援してます！ (2016年9月6日 8時) (レス) id: 1f9f56f521 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢雫 | 作成日時：2016年6月18日 22時
