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メロディー28 ページ33

〜天side〜


「「「お疲れ様でしたー」」」

撮影が終わり、スタッフさんたちは解散して行った。もう夕方だし、あとは帰るだけだ

楽「ん?天、それ」

天「?」

楽が指したのは僕のしてるブレスレットだった

龍「あっ、それAちゃんがくれたのだろ?」

天「・・・なんで知ってるの?」

楽「あいつに作り方聞かれたんだよ。まぁほとんど自分で頑張ってたけどな」

天「ふーん・・・」

僕のために慣れない作業と格闘してるAを想像するとちょっとだけ和んだ

龍「そういえばAちゃんこの辺にいるのか?」

天「いや、今はどっか行って「ただいまー!撮影終わった?」・・・たけど今帰ってきた」

「ねぇ、見てみて!」

Aが指さした方に振り向くと

天「!」

「ね!すごいでしょ!?」

太陽が水面に近くなったことで海がオレンジ色に染まっていた

「すっごく綺麗だよね!」

天「そうだね」

そんな僕の様子を見て嬉しそうにしたAは

「ね、海入ろうよ!」

天「は?いや僕服だし」

「足だけは?今日は短パンだし!」

そう言ってAはオレンジに染まった海に入って行った

「わぁ!気持ちい!」



オレンジ色の海の中で白いワンピースを翻しながらまるで踊っているようにくるくると回る彼女は



綺麗で、そして儚く消えてしまいそうだった



「天くんっ!」


無邪気に笑う彼女を見て


僕は自然と笑みを浮かべた


この胸の高鳴りの名前を僕はまだ知らない

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夢雫(プロフ) - 來飛さん» 返信遅くなってしまいすみません!ありがとうございます!これからもどうぞよろしくお願いします! (2016年10月1日 19時) (レス) id: 45c9c3c70a (このIDを非表示/違反報告)
來飛 - とても面白かったです!更新頑張ってください!!応援してます! (2016年9月6日 8時) (レス) id: 1f9f56f521 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夢雫 | 作成日時:2016年6月18日 22時

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