メロディー27 ページ32
天くんの誕生日から約1ヶ月後
「うっわぁぁ!!海だぁぁぁ!!」
天「うるさい」
「だってだって海だよ!?すっごい!」
私は今、TRIGGERのみんなと龍さんの地元である沖縄に来ています
なんでもTRIGGERのPV撮影をするらしくて1泊2日の泊りがけだ
天「Aは置いてくると何しでかすか分かんないから連れてきたけどいればいるでまた何しでかすか不安だな・・・」
「ひどくない!?私だって流石に撮影中は大人しくしてるよ?」
天「撮影中だけはね」
「むー・・・」
龍「Aちゃんの声聞こえないから何言ってるのか分かんないけど天のその口調だともしかして喧嘩してる?」
楽「90%そうだろうな」
それからTRIGGERの撮影が始まって私はうろうろと散歩を始めた
「わー!海綺麗」
透き通ってて魚もいっぱいいる!
足を入れたら程よい冷たさで気持ちいい
「・・・私、幽霊なのに美味しいとか冷たいとか感じられるんだ」
幽霊ってもっと透明な感じかと思ってた
体も透けてないし足もある。物だって持てる。見た目だけだったら普通の人と変わらない。でも天くん以外の人には見えない
「・・・私、本当に何者なんだろ・・・・」
記憶もなくて、天くん以外に見えなくて、人にも触れない
「・・・自分が分からないのってこんなに怖いんだ」
・・・もし、私が幽霊ならいつかタイムリミットが来るはずだ
「そしたら、みんなにも会えないのか・・・」
そう考えると怖くてちょっとだけ泣きそうになる
「・・・最期まで笑えてるといいな・・・・・」
お別れが来るその日まで
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夢雫(プロフ) - 來飛さん» 返信遅くなってしまいすみません!ありがとうございます!これからもどうぞよろしくお願いします! (2016年10月1日 19時) (レス) id: 45c9c3c70a (このIDを非表示/違反報告)
來飛 - とても面白かったです!更新頑張ってください!!応援してます! (2016年9月6日 8時) (レス) id: 1f9f56f521 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢雫 | 作成日時:2016年6月18日 22時