メロディー２６ ページ31
〜天side〜
「楽しかったね！天くん！」
僕の誕生日会も終わって今は家に帰る途中だ
天「そうだね」
「いやはや、まさか龍さんのご飯があんなに美味しいとは・・・私ももっと頑張んなきゃ！」
Aの姿が見えてない楽と龍はお皿が宙に浮いたり食べ物が消えていくのが面白かったらしくAを見てずっとニコニコ笑っていた
食べるのに夢中でノートに書き込むのを忘れてる時は僕が通訳して｢美味しいって言ってる｣って伝えたら龍も喜んでたな
「あ！そうだ！あのね、天くん！」
Aが急に立ち止まって辺りを確認する。もう夜遅いので周りに人はいない
「はいっ！改めて、お誕生日おめでとう！」
天「！」
楽と龍にも誕生日プレゼントはもらったけどまさかAにまで貰えるとは思っていなかった
天「・・・ありがとう」
なんだか照れくさくてちょっとだけ目をそらしながら受け取った
開けてみると、中には黒とピンクで作られたブレスレットが入ってた
天「・・・もしかして、手作り？」
「うん。あんまりうまくなくてごめんね。・・・今の私じゃ何も買いに行けないくて・・・でもいつもお世話になってるから『ありがとう』の気持ちを伝えたかったんだ」
Aは照れたようにはにかみながら
「お誕生日おめでとう、天くん。生まれてきてくれてありがとう」
そう、言ってくれた
天「・・・ありがとう、A」
「えへへ・・・」
今年の誕生日は今までの誕生日の中で一番、心に残った誕生日になった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 128人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夢雫(プロフ) - 來飛さん» 返信遅くなってしまいすみません！ありがとうございます！これからもどうぞよろしくお願いします！ (2016年10月1日 19時) (
レス) id: 45c9c3c70a (このIDを非表示/違反報告)
來飛 - とても面白かったです！更新頑張ってください！！応援してます！ (2016年9月6日 8時) (レス) id: 1f9f56f521 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夢雫 | 作成日時：2016年6月18日 22時
