メロディー25 ページ30
〜天side〜
Aに言われて龍の家に向かう。もちろん帽子に伊達メガネ、マスクでの変装をして
・・・にしても
「♪♪♪〜」
・・・Aが妙にご機嫌だ。鼻歌まで歌って異様にニコニコしている
天「・・・なんでそんな浮かれてるの?」
「へ?・・・浮かれてた?」
天「かなり」
「そっかな・・・うん、そうかもね」
Aは勝手に納得したように頷いてまた歩き始めた
・・・・そんなに龍の家が楽しみなのだろうか
なんとなく、僕は心にモヤモヤしたものが浮かんだ。
だけどそのモヤモヤを押し込んでまたAに話しかける
天「・・・最近、龍たちと仲いいんだね」
「うん!2人ともすっごい優しいよ!楽さんはいろんなお仕事の話を教えてくれるし、龍さんは沖縄のことについていろいろ教えてくれるし!」
天「・・・・そう」
楽しそうに2人の事を話すAを見て、僕は面白くないと思った
・・・・・なんでだろう
ー龍の家ー
『ピンポーン』
インターホンを鳴らして龍が出てくるのを待つ
龍「はーい!あ、天!いらっしゃい!Aちゃんもそこにいるのかな?」
《はい!こんにちは!龍さん!》
龍「いらっしゃい!あがってあがって!」
天「おじゃまします」
「おじゃましまーす!」
部屋に入ると真っ暗だった
天「なに、停電?」
と、その時
「「「happybirthday!!天(くん)!!」」」
『パンパンッッ!!』というクラッカーの音と同時に3人の言葉
思わず僕はその場に立ち尽くしてしまった。そして数秒後
天「・・・・・・・・・・・あ、今日僕の誕生日か」
「「「遅っ!」」」
3人から総ツッコミを入れられた
《天くん忘れてたの!?》
Aがノートに書き込んで聞いてきた
天「うん。最近忙しかったし」
楽「おいおい・・・」
龍「まぁまぁ!とにかく、おめでとう!天!」
楽「おめでとう」
「おめでとう!天くん!」
誕生日を誰かに祝ってもらったのは、いつぶりだろう
天「ーーーーありがとう」
自然と、その言葉が出てきたんだ
それを聞いて、3人は笑って
僕の誕生日会が始まった
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夢雫(プロフ) - 來飛さん» 返信遅くなってしまいすみません!ありがとうございます!これからもどうぞよろしくお願いします! (2016年10月1日 19時) (レス) id: 45c9c3c70a (このIDを非表示/違反報告)
來飛 - とても面白かったです!更新頑張ってください!!応援してます! (2016年9月6日 8時) (レス) id: 1f9f56f521 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢雫 | 作成日時:2016年6月18日 22時