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メロディー13 ページ15

次の日にもお仕事でテレビ局に来ていた。いまは2人きりで楽屋にいる

天「・・・・・・・」

だけど、天くんは昨日と違い何故か険しい顔をしていた

「・・・天くん?なんかあった?」

天「・・・別に。何も無いよ」

・・・嘘だ。絶対嘘だ

とはいえ、天くんの性格上絶対教えてくれないよなぁ

1週間過ごしてたら天くんの思考がだんだん読めるようになってきたよ

ここはおとなしく話題を変えることにした

「今日のお仕事は何するの?」

天「バライティーのゲストだよ」

「へー!なんて番組?」

天「・・・・《キミと愛なnight》」

「・・・個性溢れるタイトルだね」

天「僕もそう思うよ」

「ちなみに誰がやってる番組?」

天「・・・最近デビューした新人アイドルがやってる番組」

「そうなんだー」

と、そこに

楽「おい天。そろそろ行くぞ」

楽さんが天くんを呼びに楽屋に入ってきた

天「わかった」

楽「・・・・おい、今日は少しくらい話してやれよ」

天「・・・なにそれ、意味わかんないんだけど」

楽「七瀬のことだよ」

七瀬・・・?

天「・・・・あの子がどうしたの?」

楽「とぼけんな。実の弟にくらい優しくしてやれよ。あいつ、お前に近づくためにこの世界に入ったんだろ?」

天「楽には関係ない」

・・・・・・・・ん?弟?

「ええええええええええええ!!?弟!!?」

私は突然のワードに大声を上げてしまった

天「・・・・っ!?」

楽「?どうした」

天「・・・・なんでもない。すぐ行くから先行ってて」

楽「お、おう・・・」

バタンとドアが閉まって天くんが私の方を見た

天「・・・・何。うるさい」

「あ、や、今、弟さんって・・・」

天「・・・・はぁ。そうだよ。僕の弟は今日一緒に共演するIDOLiSH7のメンバーの七瀬陸だよ」

「な、なんだ・・・・」

亡くなってた訳じゃないんだ・・・

「・・・あれ?でも、“七瀬”って・・・」

天くんは“九条”・・・だよね?

天「・・・じゃあ、撮影あるから」

「っあ、天く・・・」

バタン。とドアが閉められた

“九条”と“七瀬”

実の兄弟のはずなのに違う名前


「・・・どういうこと・・・・?」

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夢雫(プロフ) - 來飛さん» 返信遅くなってしまいすみません!ありがとうございます!これからもどうぞよろしくお願いします! (2016年10月1日 19時) (レス) id: 45c9c3c70a (このIDを非表示/違反報告)
來飛 - とても面白かったです!更新頑張ってください!!応援してます! (2016年9月6日 8時) (レス) id: 1f9f56f521 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夢雫 | 作成日時:2016年6月18日 22時

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