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メロディー11 ページ13

「えへへへへへへへ・・・」

いまだに嬉しさが抜けなくて楽屋で1人ニヤニヤしていると

天「・・・何ひとりで笑ってんの?気持ち悪いよ」

「ふぁえ!?」

気づけば天くんが私の真後ろに立っていた

「いいいいい、いつにょ間に・・・!?」

天「さっきだけど。・・・なに?自分の楽屋に戻ったら悪いの?」

「わ、悪くない!悪くないです!」

天「うん。・・・で、何にニヤニヤしてたの?」

「へ!?」

な、何にって・・・!

「て、天くんには関係ないよ!?」

あ、やばい。いま声裏返った

天「てことは僕に関係あるんだ」

「な、なんで!?」

天「顔にそう書いてある。・・・なに?僕には言えないことなの?」

「あ、や・・・え、あ・・ぅう・・・」

じーっと間近で見てくる天くん

そ、そんな近くで見ないで下さい・・・照れます。照れます!綺麗なお顔が近くにあると本当に照れます!!

いたたまれなくなって観念した私は話すことにした


「・・・・・天くんが、かわいいって言ってくれたのが、嬉しくてニヤニヤして・・マシタ・・・・」

恥ずかしすぎて語尾も消えかけてて顔も真っ赤だ。最後の抵抗で顔を逸らしたけど

天「・・・耳まで真っ赤だけど」

「う、うるさい!」

天「ふっ・・・ふふ」

「な、なんにも面白くないからね!?」

天「僕にとっては面白いよ」

て、天くんの笑いのツボがわからない・・・

「そ、それはそうと!今日夕飯どうする?」

よし、上手く話題を切り替えた!

天「・・・なんでも作ってくれるの?」

「私に作れる範囲なら!」

・・・これでなんかめちゃ難しいの来たらどうしよう

天「・・・じゃあ、オムライス」

「オムライス・・・?」

天「なに。悪い?」

「ううん。悪くは無いけど以外だなぁとは」

天「・・・・昔、弟と一緒によく食べたんだよ」

「弟?天くん、弟いるの?」

天「・・・いたよ。昔は、ね」

「・・・・・・?」


その時見た、天くんの横顔はいつも通りの無表情だった


だけど、どうしてか私にはとても悲しそうに見えた

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夢雫(プロフ) - 來飛さん» 返信遅くなってしまいすみません!ありがとうございます!これからもどうぞよろしくお願いします! (2016年10月1日 19時) (レス) id: 45c9c3c70a (このIDを非表示/違反報告)
來飛 - とても面白かったです!更新頑張ってください!!応援してます! (2016年9月6日 8時) (レス) id: 1f9f56f521 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夢雫 | 作成日時:2016年6月18日 22時

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