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手紙 ページ10

「えーと、玲姉。私がここに住むってどういうこと?」

玲「それに関しては(人1)ちゃんのお父さんから手紙を預かってますよ」

「え?」

玲姉から手紙を受け取り開く。そこには

《親愛なる娘へ

お前を一人暮らしさせるのが心配ということを我が親友(明久くん達の父)に電話で相談したら『学校が一緒だし、一緒に住ませちゃったら?もうすぐ玲も帰ってくるし』との事なので一緒に住ませることにしました!イェーイv(・∀・*)
父さんも遠くの地・エジプトから見守ってるからなっ!ちなみにいま絶賛迷子中だ!(*´∀`)ドヤァ
なんかさっきまでラクダに意味もなく追いかけられてたぜ!お父さんこの年になってもまだまだモテモテだな!(*>д<*)テレルー
身体壊さないように気をつけろよ☆

父より

PS.背中がかゆい》


「あのアホ親父・・・・!」

明「い、一体何が書いてあったの・・・?」

私は無言でアキに手紙を渡し、それを呼んだアキは「うわぁ・・・」と呟いていた

明「あ、相変わらずだね、おじさん・・・」

「とりあえずツッコミたいところがあり過ぎて大渋滞を起こしてるけど・・・まず、あのアホ親父を殴りに行きたい」

明「あ、あはは・・・」

「大体、娘への手紙をこんな軽く書く!?アキ達と一緒に暮らすなら一言言ってよ!あと年甲斐もなく顔文字使うな!イラッとくる!しかもなんでエジプトで迷子になってんの!?ってゆうかいつエジプト行ったの!?そしてラクダにモテてテレるな!☆もうざい!そして最後の背中かゆいはどうでもいい!」

私は一息でお父さんへの文句を吐き出し、ゼーハーと息を整えた

明「・・・おじさんと暮らしてると気苦労が絶えなそうだね・・・」

「・・・・うん、大変だった・・・」

思い出すとため息が出る

「・・・でも、アキと玲姉と暮らせるなんて嬉しいから今回は許してあげることにする」

玲「そうですね。最後にお泊まりしたのは2人が小学生の時でしたからね」

「うん!・・・アキ、玲姉。これからよろしくおねがいします!」

明「うん。よろしくね」

玲「よろしくおねがいします」

これから、楽しみだなぁ・・・

玲「では、(人1)ちゃんの歓迎として今夜は私が晩御飯を作りましょう」

明「「え・・・?」」

・・・玲姉の料理?

その瞬間、過去のトラウマが頭をよぎった

「あ、玲姉!私とアキが作る!作らせてください!お願いします!!」

新しく始まった生活は前途多難のようです

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作者名:夢雫 | 作成日時:2015年11月14日 23時

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