バカの幼なじみは天然少女！

観察処分者 ページ7

雄「そういえば桃園の学力はどれくらいなんだ？」

「え？えーとね、中の下？くらいだよ」

明「え？中の下でＦクラスなの？」

「うん。入試テスト自体はＤクラス並だったんだけど・・・」

美「？なのにＦ？」

「じ、実は・・・名前書き忘れちゃって・・・」

全『・・・・え』

「それで０点扱いでＦクラスに・・・」

全員が『うわぁ・・・』って顔をしていた

「で、でもほら！Ｆクラス楽しいし！アキもいたし、みんなに会えたんだもん！私、Ｆクラスでよかった！！」

瑞「そうですよね！私もＦクラスでよかったです」

秀「そうじゃな！」

「うん！それに学園長が《観察処分者》にしてくれたし！」


《ピシッ・・・》


「・・・え？」

私が言った瞬間周りの空気が固まった

明「観察・・・処分者・・・？」

雄「・・・嘘だろ・・・・？」

秀「明久以外にも・・・！？」

ム「・・・・前代未聞・・・」

瑞「しかも、してくれた・・・？」

美「自分からお願いしたの・・・？」

「え？あ、いや・・・」

私は学園長室であったことを話した


『今日から転入する桃園(人１)です！』

学『あんた、名前の書き忘れでＦクラスなったらしいね』

『あ、はい』

学『ついてない子だねぇ・・・』

『でも少し楽しみですよ！』

学『そうかい』

《プルルルルル》

学『ちょっと悪いね。もしもし・・・副校長？どうしたさね・・・なに？観察処分者の増加・・・？なるほどねぇ・・・わかった。検討はつけておいたよ。後で連絡するよ』

『あの、じゃあ、私はこれで・・・』

学『ちょっと待ちなさいな。あんた、観察処分者にならないかい？』

『観察処分者・・・ですか？』

学『あぁ、仕事は至って簡単。先生達の手伝いをするだけだよ。どうだい？受けてみないかい？』

『先生達のお手伝いだけでいいんですか・・・？』

学『あぁ、“仕事は”それだけさね』

『それくらいなら、引き受けますよ』

学『そうかい。じゃあ後で申請を出しとくよ』

『はい、じゃあ私はこれで・・・』

学『あぁ、ご苦労さん』


「ってことがあった」

そう話したら



明・雄「「あのクソババァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」」



アキと雄二くんが絶叫した

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