バカの幼なじみは天然少女！ (ページ3)

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転入生～明久side～ページ3

明「ふぁ～・・・・」

眠いなぁ・・・どうして春は眠いんだろう・・・

瑞「おはようございます！明久くん！」

明「あ、姫路さん。おはよー」

美「おはよっ！アキ！」

明「美波もおはよー」

雄「なんだ明久。眠そうだな」

明「あぁ・・・昨日ちょっとゲームやりすぎちゃって・・・」

秀「夜中にゲームをやると生活のリズムが崩れるのじゃぞ」

ム「・・・不健康」

明「あはは・・・気をつけるよ。それより雄二。次の試召戦争はどうするの？」

いくらＤクラスに勝てたからと言って気を抜く訳にはいかない

雄「それはそろそろ考えはじめてはいる。・・・それより明久。今日転入生が来るの知ってるか？」

明「え？転入生？」

秀「この時期に珍しいのう」

美「始業式は先週終わったしね」

するとどこからか嗅ぎつけた須川君たちが雄二に駆け寄り

須「なにぃ！！転入生だと！？女子か！？女子なのか！？」

雄「知らねぇよ！！けど、Ｆクラスに転入ってことは男なんじゃねぇのか？」

クラスの男子『だよなぁ～・・・』

雄二の言葉を聞くなり男子全員が「あーあ、美少女が来ねぇかなぁ」だの「彼女ほし～」だの「むしろ吉井か木ノ下でいいんじゃねぇか？」などと言っていた。おい、最後言ったヤツ誰だ

明「全く・・・秀吉はともかくなんで僕なのさ！」

秀「待つのじゃ、明久。わしでもおかしいと思うのじゃが・・・」

と、話していたら

福「はい、みなさん席について下さい」

担任の福原先生が来て全員が自分の席に着いた。まぁちゃぶ台と座布団だけど

福「え～、知ってる人もいるかも知れませんが、今日このＦクラスに転入生が来ます」

先生が転入生を呼ぶとドアが開き、そこから

女子が入って来た

「はじめまして！今日から文月学園、２年Ｆクラスに転入してきました！桃園(人１)です！よろしくお願いします！」

まさかの女子。しかも、美少女

そして、その瞬間

男『女子ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ！！』

「へ！？」

クラスの男子ほぼ全員が叫んだ

「あ、あの・・・・え、ええと・・・」

転入生の女の子はオロオロしながら周りを見渡していた

・・・あれ？しまった・・・女子ってことに気を取られ過ぎて名前ちゃんと聞いてなかった・・・

何さんなんだろ・・・

そして転入生の子と目が合うとその子は

「・・・・・・・・アキ・・・？」

明「へ？」

そう小さく呟いた