運命の始まり ページ42
千「さくら姫様！さくら姫様！！｣
私は物陰に隠れて千がいなくなるのを待っていた
千「さくら姫様ー！｣
「・・・声が小さくなったし、行ったかな｣
ふすまを開けて周りを伺う
「よし、誰もいない｣
秋「誰かいたら困るのか？｣
「！？あ、兄上様！？｣
突如後ろに立っていたのは兄上様だった。驚きのあまり後ずさりしてしまった
秋「・・・さくらよ。お前、もしや城を出ようなどとは考えてないよな？｣
バ、バレてる・・・！
「か、考えてないですよ！？せ、千とかくれんぼをしているだけです！｣
秋「そうか、ならいいが・・・｣
「で、では、私はこれで・・・｣
千「さくら様！そこにいたのですね！｣
「せ、千・・・！！｣
に、逃げるが勝ち！
私はお城の廊下を走り出した。そして、千と兄上様の会話が聞こえてきた
千『秋人さま！さくら様を捕まえてください！』
秋『なんだ？千。かくれんぼから鬼ごっこになったのか？』
千『何を言っているのですか！さくら様はお城を脱走しようとしているのですよ！』
秋『何！？さくらーー！！かくれんぼはどうしたー！？』
あーもう！兄上様にまでバレたー！早く逃げないと！
お城の中での私は習い事と勉強ばっかり！そんな毎日暇すぎる！！
１回くらいお城の外に行ってみたい！って思ってもしょうがないじゃない！
私は塀を見つけ、荷物を足場によじ登った
「よいしょ・・・｣
千『さくら様ーー！！』
「は、早くしないと・・・！きゃっ！｣
急いで降りようとしたら足が滑って落ちてしまった
「いたた・・・けど、これでもう追いつかれないわよね！｣
ふと、前を見ると
「わぁ！｣
大きな桜の木が１本立っていた
「綺麗・・・！こんな場所に桜があったなんて・・・！｣
桜の木下へ行き、間近で見ていた
また１つ、意外なものを発見できた
「さて、外への出口は・・・｣
と、その瞬間
？「おわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！｣
「え？｣
『ドンッ！』と凄い音と共に１人の少年が落ちてきた
それが、私と彼の出会いでした
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夢雫(プロフ) - フィルさん» 先程続編を作りました！よかったら見てください！！ (2016年2月5日 17時) (
レス) id: 45c9c3c70a (このIDを非表示/違反報告)
フィル - 続編楽しみにしています。頑張ってください。 (2016年2月4日 22時) (レス) id: a1e4809a53 (このIDを非表示/違反報告)
夢雫(プロフ) - フィルさん» ありがとうございます！続編はもう少ししたら出したいと思います！ (2016年1月26日 12時) (レス) id: 45c9c3c70a (このIDを非表示/違反報告)
フィル - 続き、とても気になります。続編頑張ってください。 (2016年1月25日 23時) (レス) id: a1e4809a53 (このIDを非表示/違反報告)
夢雫(プロフ) - フィルさん» 本当ですか！？ありがとうございます！いえいえ！よくコメントして下さりありがとうございます！とっても嬉しいです！(^^) (2016年1月13日 22時) (レス) id: 45c9c3c70a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢雫 | 作成日時：2015年9月25日 19時
