前世 ページ40
？《ねぇ、起きて、起きて》
「ん〜・・・むにゃむにゃ｣
誰かが話しかけてる気がするけど眠いなぁ・・・
？《ちょっと、起きて》
「まだ朝じゃないよぉ〜・・・｣
？《起きてって言ってるでしょ！！？》
「え！？何！？｣
突然怒鳴られて飛び起きた
？《あ、しまった。つい怒鳴っちゃった》
「え！？何！？ここどこ！？てか誰！？｣
私の目の前には長い髪に着物姿の女性がいた。多分歳は私と同じくらい
？《やっと起きてくれた・・・私に似て寝起きが悪いのね》
「？？えっと、言いたいことはいっぱいあるのですが・・・あなたは誰ですか？｣
？《そういえば、まだ名乗っていなかったわね。私はさくら》
「さくらさん？｣
？《えぇ、そして・・・あなたの前世の姿よ｣
「・・・・・・・・・はい？｣
？《つまり、私はあなたの前世の姿なの》
一瞬思考停止。そして
「えええええええええええええ！！？｣
ど、どゆこと！！？
「え！？何！？え！？私の前世があなた！？じゃあ、今いる私は！？え！？何！？私って２人いたの！？｣
さ《あーもう！うるさい！そんなに叫ばないでよ！全く、そこは私と似てなくてもの分かり悪いわね！》
「ご、ごめんなさい・・・？｣
さ《正確に説明するとね、私は魂、つまり霊体に近い状態なの。そして、ここはあなたの意識の世界。まぁ、夢に近い世界ね。さっき、私はあなたの前世って言ったけど、それは本当よ。前世である私の魂が現世のあなたに転生したの》
「な、なるほど・・・とりあえずあなたは私の前世の魂って事ですね？｣
さ《そうそう。それで、あなたを呼んだのは・・・前世を見てもらうためなの》
「前世を？｣
さ《えぇ。あなたにはこれから私の記憶をたどって前世の私の魂と融合してもらうわ》
「？？｣
さ《まぁ、やった方がはやいわね》
「え？ーーーあ｣
突然眠くなって倒れてしまった
さ《これから見る世界は、あなたのいる世界とかなり違うわ。気をつけてね。それと、私の魂と融合するとあなた自身の意識はなくなるから》
それだけ聞いて意識は途絶えた
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夢雫(プロフ) - フィルさん» 先程続編を作りました！よかったら見てください！！ (2016年2月5日 17時) (
レス) id: 45c9c3c70a (このIDを非表示/違反報告)
フィル - 続編楽しみにしています。頑張ってください。 (2016年2月4日 22時) (レス) id: a1e4809a53 (このIDを非表示/違反報告)
夢雫(プロフ) - フィルさん» ありがとうございます！続編はもう少ししたら出したいと思います！ (2016年1月26日 12時) (レス) id: 45c9c3c70a (このIDを非表示/違反報告)
フィル - 続き、とても気になります。続編頑張ってください。 (2016年1月25日 23時) (レス) id: a1e4809a53 (このIDを非表示/違反報告)
夢雫(プロフ) - フィルさん» 本当ですか！？ありがとうございます！いえいえ！よくコメントして下さりありがとうございます！とっても嬉しいです！(^^) (2016年1月13日 22時) (レス) id: 45c9c3c70a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢雫 | 作成日時：2015年9月25日 19時
