当たって砕けろ！ ページ29
「私・・・はーー・・・｣
私の、気持ちはーー・・・
《大丈夫、あなたはもう、気づいてるはずだよ》
「翔くんが、好き・・・大好き、です・・・！諦めたく、ない・・・っ！｣
答えた私の瞳から涙が落ちていった
そして、私の答えを聞いた嶺二さんはにっこり笑って頭を撫でてくれた
嶺「そっか・・・それじゃあ、もうどうするべきかわかるよね？｣
「で、でも、私の気持ちなんて・・・｣
嶺「はいっ！(人１)ちゃんは『私なんて』って言い過ぎ！ブッブー！嶺ちゃん怒っちゃうぞ〜？｣
「え、えぇ〜・・・｣
嶺「・・・(人１)ちゃんの知ってる翔たんは人が一生懸命に伝えたことを馬鹿にしたりする人？｣
「そ、そんなことないです！翔くんはいつでも優しくて一生懸命に伝えた人のことを馬鹿にしたりしない！｣
嶺「でしょ？だったら、いま(人１)ちゃんがすることは、何？｣
嶺二さんはしっかりと私の目を見ていた
・・・きっと、前の私なら『私なんて』って思ってた。小さい時から自分にイマイチ自信が無くて、マイナス思考になる時もたくさんあった
だけど、今ならはっきりとわかる
「翔くんに、私の気持ちを伝える！！｣
嶺「正解｣
たとえフラれたとしても、・・・ううん、絶対にフラれるとしても、翔くんが誰かの事を・・・春歌を好きだとしても
「伝えなかったら絶対に後悔する｣
告白しないで後悔するより告白して後悔する方がずっといい
嶺「うんうん！もしもフラれちゃったらお兄さんが慰めてあげるよ！何ならこの胸だって貸しちゃうよ！｣
ト「寿さん、さり気なく変なこと言わないで下さい。・・・でも、応援してますよ｣
「ありがと。トキヤくん、嶺二さん。じゃあ、桜野(人１)、初の告白＆フラれて来ます！！｣
嶺「頑張れー！当たって砕けろ！だよ！｣
ト「あまり粉々にならないように気をつけて下さいねー｣
２人にピースサインを向けて走り出した
その顔に迷いはなかった
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夢雫(プロフ) - フィルさん» 先程続編を作りました！よかったら見てください！！ (2016年2月5日 17時) (
レス) id: 45c9c3c70a (このIDを非表示/違反報告)
フィル - 続編楽しみにしています。頑張ってください。 (2016年2月4日 22時) (レス) id: a1e4809a53 (このIDを非表示/違反報告)
夢雫(プロフ) - フィルさん» ありがとうございます！続編はもう少ししたら出したいと思います！ (2016年1月26日 12時) (レス) id: 45c9c3c70a (このIDを非表示/違反報告)
フィル - 続き、とても気になります。続編頑張ってください。 (2016年1月25日 23時) (レス) id: a1e4809a53 (このIDを非表示/違反報告)
夢雫(プロフ) - フィルさん» 本当ですか！？ありがとうございます！いえいえ！よくコメントして下さりありがとうございます！とっても嬉しいです！(^^) (2016年1月13日 22時) (レス) id: 45c9c3c70a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢雫 | 作成日時：2015年9月25日 19時
