なんで私がマネージャーやねん。

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┈┈┈NAOTO side



いつものトレーニングを終えて、
シャワーも浴びてスッキリしたし、
今日は何処に飲みに行こうかなぁーなんて
考えてたら、こんな時間に珍しくHIROさんに会った。


「あ、HIROさん！お疲れ様です！」


いつもみたいに挨拶を済ませて、
通り過ぎようとしたら、


HIRO「おっ、NAOTO。お疲れさん。」


なんかキョロキョロ辺りを見渡してて
誰かを探してるっぽかった。


「？？誰かお探しですか？HIROさん。」

HIRO「んー、今日面接に来た女の子がね。カバン忘れて行ったんだよねー。もう出て行ったのかなー。行っても、まだ玄関口だと思うんだけど……」

「この時期に面接ですか…？珍しいですね。」


最近は、俺達もちょこちょこドラマや
バラエティー、音楽番組とか色々出させてもらって
知名度も上がってきた。
まあ、だから所謂……出会い目的というか
ファンの延長線で面接を受けに来る人達が
多々いる。(まあそういう人達は面接で大体HIROさんに落とされるんだけど(笑))
だから、こんな時期に面接って
絶対そーいう目的なんだろうなぁ、
また落とされてるんだろうなぁって。


HIRO「あ、来週から出社予定だから！また三代目にも挨拶に行かせるんでよろしくねー。」


えっ！？採用したんだ！珍しい！
どんな子なんだろ…？


「っあ！HIROさん！！俺どうせもう出るところなんで、その女の子にカバン渡してきますよ！」


普段なら、絶対こんな事しないけど
なんかすげぇ気になって。

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