・ ページ9
レイSide
気持ちよさそうに俺の足の上で
すやすやと眠るシホ
今日は本いらなかったかもな…
そう思いつつシホの事を見ていると
ド｢レイってほんと、シホの事好きだよな｣
レ｢!?｣
ドンが突然話しかけてきた
レ｢はぁ！？なんで…｣
ド｢いやだってお前わかり易すぎだろ｣
レ｢は？どこが？｣
好きだと公言してる訳でもないし
家族の前で特別目立つことはしてないはずだ
ド｢だって明らかにシホの事人一倍
心配してるし、今だってシホ見てる時の
顔全然違ったぞ？｣
レ｢は、顔？｣
ド｢おう、普段のレイからは想像もつかない
やっさし〜顔してた｣
レ｢おいそれどういう事だよ｣
ド｢だっていつも真顔じゃん｣
レ｢それは…まぁ、確かに｣
つーか、俺一体どんな顔でコイツな事見てんだ？
ド｢ったく、男ならドーンと言っちゃえよ｣
レ｢出来るわけないだろ…｣
ド｢なんでだよ？｣
レ｢だって、家族だし
言ってフラれて気まずくなるのはごめんだ｣
ド｢情けねぇなぁ｣
レ｢まぁお前も大人になればわかるさ｣
ド｢なんか子供って言われてるみたいで
腹立つな！？｣
レ｢お、分かってんじゃねぇか
シホよりは大人だと思うぞ｣
ド｢え、シホ分からねぇのか？｣
レ｢おう、さっきガキって言ってたら
『20歳なってないからガキですけど？』
っていわれたぞ｣
ド｢シホらしいなw｣
レ｢だよなw｣
しばらくドンと話をしていると
ドンは鬼ごっこに誘われて向こうへ行った
そしてエマ達も森へ行きそうなので
そろそろシホ起こさねぇと
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しほなんです | 作成日時：2024年3月19日 22時
