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ギ｢シホ？どうしたの？｣
あやべギルダにバレた
私｢ううん！なんか、キャロルの耳に
赤い点みたいなのあるんだよね…｣
エマも気づいたのかこちらに向かってきた
ギ｢本当だ、なんだろ…虫刺され？｣
エ｢それ、病気の検査のために採血した跡だって
昔、ママが…｣
そう言うとキャロルの耳を触って確かめたエマ
ハッとしたようにこちらを見てきたので
あたしも目線で合図を送った
発信機の場所、見つけた
そう喜んでいるとギルダの様子がおかしい…
ソワソワしてると言うかなんというか…
でもエマはなんか真剣な顔してる
そんなのますます怪しまれるよね！？
ギ｢2人とも、私聞きたいことあるの…
あの日、あの夜｢おー！！！！｣
ギ｢!?ビックリした…どうしたの？｣
ごめんギルダ、話しそらさせてもらうよ
私｢あたし、キャロル見て気づいた事があるの！！｣
エ｢え！？なになにー？｣
私｢この子、髪はエマみたいで
目はノーマンみたい…
2人の子供みたいじゃない！？｣
エ｢えぇ！？こっ子供！？｣
ギ｢確かに…言われてみれば！｣
私｢そういう未来もあるよねぇ〜？？？｣
そういってエマに生暖かい視線を送る
顔を赤くして硬直している
ギ｢でもまだそれは早いんじゃない？
付き合ってもないし…｣
エ｢あ、えっとね…｣
ギ｢?…まさかエマ！？｣
私｢そう！そのまさか！！｣
あたしがそう言うとギルダはパァっと笑顔になり
｢おめでとう！やっとくっ付いたわね？
見てるこっちがウズウズしてたわよ！｣と
エマにまくしたて始めた
ギルダこういうの好きそうだもんな〜
エ｢ギルダちょっと落ち着いて！！｣
ギ｢もー何ですぐ言ってくれなかったのよ！
いつから！？｣
エ｢今日の昼間に…告白した｣
ギ｢した！？したのね！？
詳しく聞かせてもらうわよ…！｣
エ｢ええええええ！？シホ助けて！｣
私｢私もギルダにノった！！｣
エ｢嘘ぉぉぉぉぉ！！｣
ギ｢エマだけじゃないわよ？
シホもよ！最近レイとはどうなの！！｣
なんと矛先がこちらに向いてしまった
私｢ナンモナイヨ?｣
エ｢嘘だ！今日の明け方
なんかあったんでしょ！？｣
私｢ちょエマ！？今言っちゃう！？｣
ギ｢なにそれ…気になりすぎるわ！｣
私｢分かった！ちゃんと寝る前に話すから！
今はお世話！｣
エ・ギ｢はーい！｣
こりゃ今夜は大盛り上がりだな
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作者名：しほなんです | 作成日時：2024年3月19日 22時
