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ー鬼ごっこ開始ー
クローネSide
5.6.7.8.9.10＿
ク｢さぁて♡気になっていたのよね
森の中の子供達｣
ここに来て10日
私は忠実な『見張り』だった
日夜決められた位置でただ見張る
それだけしかできなかった
屈辱よ！
あの女、本当に隙がない
後私の事全く信用していないわ
でも今日、ようやく隙を付けた
まずは小手調べ
イザベラは標的についても決して明かさない
でも、あの辺の言葉から考えて多分
イザベラが見当をつけているのは
『出荷間近なフルスコア』
見てやろうじゃない奴の子供達の実力を！
そして標的を暴き、私がママの座を奪うのよ！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
私Side
私｢うわ、シスターやばいわ｣
ノ｢やばい？｣
私｢気配むき出しすぎ
隠す素振りすらない。まさに猪突猛進
イノシシかよ｣
まってイノシシ姿のクローネ
面白すぎるんだけど
レ｢あの見た目からして間違ってはなさそうだな｣
私｢確かに｣
エ｢ちょっと失礼じゃないかな！？｣
私｢怖い思いさせられたんだから
これくらい良いっしょ！
それより、鬼がどう動くか見ないと｣
ノ｢だね、これだけ多くの子供を集めたけれど
20分という時間制限つき
恐らくシスターはまず僕らを探す
狙いは僕ら6人だろうからね｣
私｢まぁ疑うならそうだよねぇ…｣
レ｢まずは俺ら。そしてその途中で
見つけた年下の奴らを根こそぎ捕まえていく｣
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
そんな感じで行きましょう。
でも、おかしいわ
しばらくは発振器を使って追いかけたというのに
なんの跡もない
1つ、足跡を見つけたが間隔からして…
ク｢これは、ダミー？｣
これが子供の鬼ごっこ…！？
そう、なるほど。『特別な子供』
ハイスコアでなくても
他のプラントとは違うってワケね
ク｢気が変わったわ。コレも封印♪｣
本気出しちゃお♡
続く
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作者名：しほなんです | 作成日時：2024年3月19日 22時
