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まぁそんなことがありまして
今は鬼ごっこ訓練中！
私｢みんないい？まず気配を消すのは
止まってる時だけじゃなくて
移動中もだからね！｣
ト｢うぇ、なんか難しそうだな…｣
ラ｢俺たちにできるのか？｣
私｢できるって思わないと
できるものも出来ないよ｣
今は気配の消し方を5〜7歳の子に伝授中！
私｢いい？歩いたり走る時は
地面を蹴らないで、誰かに手を引っ張られてる
イメージでサッサッサッって感じ！｣
｢｢｢??｣｣｣
私｢…あり？｣
ド｢わかんなーい！｣
ロ｢難しいよ！｣
あら、説明下手だったかな
私｢んー、わかんないか…
じゃあみんな1列になって！
体験した方が早い！｣
こうして1人ずつ手を優しく引っ張ってあげて
歩き方のコツを掴ませていく
私｢そうそう！イベット上手！｣
イ｢ほんと？でもシホの手の
引き方が上手いんだよ！｣
私｢そうかな？｣
ア｢そうよ！私も今ので感覚分かったもん！｣
ジ｢私も！｣
私｢そう？なら良かった…ん？｣
イ｢シホどうしたの？｣
私｢誰か来る…｣
この大きな気配、ノーマンじゃない
こんな大きいのハウスに一人しかいない！
?｢楽しそうな鬼ごっこねぇ？私も混ぜて♡｣
久しぶりの登場だね、『クローネ』
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レイSide
しばらく本を読んでいると
レ「…は？」
シスターがいない
ちょくちょく本から目をそらして
監視していたはずなのに…
レ「なぁ、マルク」
マ「レイ？どうしたの？」
マルクに声をかけると小走りで
こっちに走ってきた
レ「シスター見なかったか？」
マ「シスターならさっき
あっちに歩いていったよ！」
そういってマルクが指差す先は
レ「分かった、ありがとな」
森だった
そして鬼ごっこ訓練開始のとき
1番広場に近い位置にいたのはシホだ
まぁさすがに移動してると思うがな
自然と足を早めて森へ向かう
何も無いといいけど
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作者名：しほなんです | 作成日時：2024年3月19日 22時
