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私｢え？鬼ごっこって、いつもやってる？｣
エ｢そう、ノーマンが鬼でみんなが逃げるの
頭と体を使ってね｣
ノ｢遊びのフリをした訓練って事か…｣
なるほど、それだったらママにバレずに
両方いっぺんに鍛えられる
まさに一石二鳥…いや三鳥くらいかもしれない
エ｢それをすれば鬼から逃げられるって訳じゃ
ないけど、脱獄にせよその後にせよ
逃走の基礎力は上げられると思う｣
エ｢体の使い方は私とシホで
頭の使い方はレイとノーマンね｣
私｢でも何教えればいいんだろ？
気配の消し方とか？｣
レ｢そんな感じでいいんじゃね？｣
ノ｢シホの気配は少なくとも僕が
気づかないレベルで隠すのが上手いからね｣
エ｢うん、私も気づけたことないし｣
私｢あらやだそんなに褒めてもなにもでないよ？
ふへへへへへへ｣
レ｢本当笑い方気持ちわりぃな｣
私｢あれ、女の子の笑顔は可愛いって
聞いたんだけどな｣
エ｢そうなの？ノーマン！私可愛い？｣
そう言ってノーマンの方を見て
満面の笑みをするエマ
ノ｢うん！とってもかわいi｢可愛いよエマｧｧｧ!!｣
レ｢お前空気読めよ｣
私｢エマが可愛すぎてつい
ほらほらレイ？あたしかわいー？｣
そう言ってレイの顔を覗き込むと
ジーッと見つめたあと｢可愛いんじゃね？｣って…
私｢ええ！？｣
レ｢んだよ｣
私｢レイが…素直に可愛いって！？｣
レ｢おい口に出すな｣
顔を赤くしながら口を塞いでくるレイ
表情は可愛いのにやってる事可愛くねぇ
ノ｢ふふ、レイやるじゃん｣
エ｢その調子だよ！！｣
レ｢お前らなぁ…｣
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作者名：しほなんです | 作成日時：2024年3月19日 22時
