第47話 ページ11
私Side
あたしが起きるの遅かったせいで
エマたちの元に向かうのが遅れちゃったから
今はレイと向かってる途中！
お、いたいた
私｢おまたせー！！｣
レ｢悪い、待たせたか？｣
エ｢ううん！大丈夫だよ！｣
私｢なら良かった！！｣
ノ｢それはそうとレイ？
随分いい感じじゃない？｣
レ｢は？｣
エ｢わ！手繋いでる！｣
私｢あーなんか自然と繋いだ｣
エ｢自然と！やるじゃん！｣
私｢ありがとうで合ってる？｣
エ｢多分！｣
エマと話してるうちに
パッと離されてしまった
私｢照れ屋だねぇ〜｣
レ｢うるせ｣
エ｢じゃあ本題に入ろっか！｣
私｢だね！｣
おふざけは終わりにして
発振器の話題に移る
発振器の場所を教えると
2人共自分の耳を触って確かめていた
レ｢しかし耳か…確かにこれは気づかねぇな
言われりゃあるけど｣
私｢まぁばぶの時からあれば
気づかないのも仕方ないよねぇ…｣
ノ｢ばぶって…｣
私｢分かりやすいでしょ？｣
エ｢そんな言い方シホしかしないよ｣
レ｢素直に赤ん坊って言えよ｣
ため息つくなよ幸せ逃げるぞ
私｢伝わるしいいじゃん！｣
ノ｢まぁ、いいか…
でも、僕も採血痕なんて話も初めて知ったよ｣
私｢それはあたしも昨日初耳だった｣
レ｢俺もだな、そんなにすぐ消える跡なのか…｣
エ｢うん、本当にそれくらいで消えるし
私、無意識にずっと疑ってこなかった…ごめん｣
ありゃ、エマがしゅんってなっちゃった
私｢いやいやエマが落ち込むことないよ？｣
ノ｢そうだよ？お手柄だよ2人共！
『場所』や『大きさ』、『形』が分かった。
次に進める！｣
この3つの後はやっぱり
エ・ノ・レ・私｢｢｢｢壊し方｣｣｣｣
私｢わーおハモった｣
エ｢やっぱり考える事は同じだね！｣
レ｢だな｣
本当に綺麗にハモったな録音したいレベル
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作者名：しほなんです | 作成日時：2024年3月19日 22時
