夏の終わりは恋の終わり（青） (ページ9)

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青｢お待たせしましたー。｣

｢あれ？新人くん？かわい～♡｣

なんて声が今日一日中飛び交っていた。

女の人達はやっぱりやすくんに興味津々。

『はぁ。』

青｢ため息ついたら幸せ逃げるで？｣

と、やすくんが顔を覗きこんできた。

『ちょっ、近いって！』

青｢なにー？Aちゃん照れてるん？｣

ってニヤニヤしながら聞いてくるから

『誰のせいだと思ってんのよ。』

そう小声でつぶやいた。

黄｢思った通りやん。章ちゃんの人気。｣

『だねー。まぁ、あたしは仕事減るしいいんじゃない？』

なんて強がってみるけど、内心モヤモヤしてた。

黄｢章ちゃん愛想いいからなー。｣

ほんとに、やすくんは何考えてんのか分かんない。

ずーっとニコニコしてるだけ。

青｢ふぅー。やっとひと段落やねー。｣

黄｢じゃ、賄いでも食べよーか。｣

こっからは、仕事を忘れて休み時間みたいにわちゃわちゃできるから好きなんだよね。

今日からはやすくんもそれに加わるし！