夏の終わりは恋の終わり（青） (ページ5)

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これってあたしから話しかけた方がいいの！？

カウンター席に座ったから、あたしの行動全て見られてる気がして恥ずかしい。

青｢なぁ、何歳なん？Aちゃん。｣

『えっ、名前なんで。』

するとイケメンくんは胸元を指さした。

あー、名札か。なんだ。

『あ、今17です。高2。』

青｢あ、一個下やね。さっきの亮って呼ばれてる子も？｣

『はい。…あの、ここら辺住んでるんですか？』

住んでいないなんてことはだいたい予想できる。

ここら辺にこんなイケメン居ないもん。

青｢あー、違うで？ばあちゃんの家がここら辺。夏休みの間だけ、こっち来て気分転換。笑｣

そう言って笑うイケメンくんはやっぱかっこいい。

黄｢お待たせ。これ書いてもらえる？｣

『ちょ、亮ちゃん。年上だよ！』

黄｢は？そーなん？…すいません、｣

亮ちゃんはそう言ってペコッと頭を下げた。

青｢いや、大丈夫やで？そんな変わらんしな？笑｣

まってイケメンで、優しいってもう完璧！

黄｢安田章大…。なんて呼べばええ？｣

青｢あー、ヤスとか章ちゃんとか呼ばれてるで？｣

黄｢じゃあ章ちゃんな。笑俺亮でもなんでも好きなように呼んで！｣

おいおい、亮ちゃんよ。何仲良くなってんだ。